学習について

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
8月の日差しには、8月にしか見られない色を見せてくれます。
普段通る道で見かける物の色など、意識して違いを見てみてくださいね。

東商カラーコーディネーター検定の1級は、ファッション色彩、商業色彩、環境色彩の3分野に分かれていて、私が最初に取得したのはファッション色彩の第一分野でした。
自身の身に着けられる色彩という意味でも、時代によって変化するという意味でも、
ファッションにはとても興味を持っています。

世界の流行を身近に感じられるメディアにはモード・エ・モードやgapなどの雑誌もありますが、BSが見られる環境にある方にお勧めなのが「ファッション通信」という番組です。
かつては地上波でも放映されていましたが、いつの頃からかBSでのみ配信になりました。
ずっと変わらず、資生堂がスポンサーで、それこそ約30分間、
コレクションショーに関するドキュメントオンリーです。
今期の色、デザインの流行はもちろん、そのデザイナーの意図や背景まで、マニアックに
ファッション一色。
ファッションビジネスと色についても話題になって理解を深めることができます。

ファッションに興味をお持ちの方にこそ、見ていただきたい番組です。


14

2019/08

気になる益子焼

10:00:26 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
暑い日には図書館に行って、色彩関連の本を見てはいかがでしょうか。
意外に専門的な書物など揃っていることもあり、勉強になります。

焼き物はよくわからないけれどとても興味があります。
ここのところ非常に気になっているのが、益子焼作家の、伊藤剛俊さんの作品です。

益子焼というと、ぽってりと厚みがあり、ざらっとして粗削りなイメージを持っていた
のですが、伊藤さんの作品に出合って、びっくりしました。
色合いは益子の漆黒も見られますが、目を引くのはそのデザインの繊細さ。
まるでレースのようなお皿、カットワークの香炉や照明器具。
たたずまいも凛として美しく、まさに「うっとり」するような作品です。
時々インスタグラムに、お料理を伊藤さんのお皿に乗せた写真がアップされることも
ありますが、何を載せても絵になる器です。

7月に、東京銀座の三越で、伊藤剛俊展が開催されていました。
熱狂的なファンもいらっしゃり、初日はデジタルチケットによる申し込みで入場制限
もあったようです。

益子の深みのある白と黒の世界、繊細な透かし技法とのコラボレーション、
よかったらチェックしてみてください。


07

2019/08

色の活用

10:00:55 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。

色彩検定の冬期の申し込みが始まっています。
現在のテキストでの検定もあとわずか。受験なさる方は、お申し込みを忘れずに。

コンビニエンスストアのオリジナルのスイーツに、お気に入りが増えてつい行くたびに
買ってしまいます。

先日、テレビで知った情報ですが、抹茶を使ったスイーツのパッケージに、色の工夫が
ありました。
番組としては抹茶のスイーツだけパッケージの色が黒なのはなぜか、という題目でしたが、パッケージの黒い色には、品質を安定させるという理由があるのだそう。
抹茶に含まれるクロロフィルは、光によって劣化してしまい、抹茶のスイーツが抹茶色で
なくなってしまうのだということです。

実際に、透明な容器で抹茶の変色の様子を比べた映像では、
抹茶色がどんどん退色して、白っぽくなっている様子が見られました。
コンビニエンスストアにおいてある抹茶は、
飲み物もよく見ると黒いパッケージになっています。

身近にある色の活用、皆様も是非、コンビニにいらした際はチェックしてみてください。


みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
色の知識を学習した方は、これから、花火の色や、海の色など、興味をもって、
なぜその色なのかを考えながら見てみてくださいね。

カラーコーディネートを考える練習に、参考にしている番組があります。
お昼に放映される、「ヒルナンデス!」という番組の火曜日の企画、「格安コーデバトル」のコーナーです。

2人のゲストに、それぞれモデルさんがついて、テーマに合わせたファッションをショッピングモールでコーディネートして着せ、どちらがよりテーマに合っているかを、ファッションプロデューサーの植松晃士さんがジャッジするというもの。
ファッションの配色は、単に合わせた色と色がきれいに見えるだけでなく、
その場にふさわしい選び方をすることが大切です。

植松さんの出すテーマは、例えば「東京湾の夜景を眺めるバーでのデート」だったり、
「女友達とアジサイを見に行く一日旅」だったりで、アジサイを見に行くなら、
アジサイの色を引き立てる色がふさわしく、足元はよく歩くので高いヒールではない方がよい、といったポイントを踏まえ、日ごろのふさわしい服選びに生かせるヒントがたくさん。
ほどよく流行の知識にも触れられて、何が今の時代に合っているのかもわかります。

このテーマなら色はこんな色でこんな分量だな、と考えながら見ていくと、
ファッションに詳しいモデルさんの考えと植松さんの意見とに、「なるほど」がたくさん。
勉強になる番組です。


18

2019/07

白虹

12:00:47 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
これから、日差しが強くなって、町の色がより鮮やかに見える季節になります。
色の見え方の違いを感じながら眺めてみてくださいね。

前回のブログで虹の画家について取り上げましたが、気象現象の一つで、
白虹、という珍しい虹があります。
風がなく、穏やかな日の朝、霧が出て冷えたところに後ろから光が差し込むと発生する
ことがある虹で、霧虹ともいわれているそうです。
薄暗い空気に、ごく薄いペールカラーの赤橙黄緑青藍紫がふんわりアーチを描いて、
とても幻想的です。

虹はご承知の通り、大気中の水分や雨粒で太陽光が分光されて7色になりますが、
白虹は、小さな霧の粒に反射するので、光がしっかり分光されずに、
反射した白い光がおもだって見えるのだそうです。
ブロッケン現象をはじめ、気象現象にはさまざまあり、その話を聞くたびに、
自然の力を実感します。

色は自然に学べ、と言われますが、まさにその通りですね。


みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
6月の検定を受けられた方は、実生活での色の使われ方や配色を意識してみてください。
感じ方が違ってくることと思います。

軽井沢ニューアートミュージアムで、6月いっぱい開催されていた美術展、
「靉嘔 レインボー 88」。

ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
彼はベネチアで「虹の画家」と評されたアーティストで、世界を、
プリズムを通してみる光の色で表現しようとしてきました。
一貫して、鮮やかな虹の7色を用いて描かれる彼の作品からは、
光の不思議、色の不思議を表現しようとする意欲が感じられます。

1970年の東京国際版画ビエンナーレ展でブラジル銀行賞を、
1990年日本芸術大賞、1995年には紫綬褒章も受賞しています。
彼のテーマである虹色で描く作品からは、私が子供のころ、
白い光にはすべての色(波長)が含まれていると聞き、いっぺんに白が好きになった時
と同じような、色に対する深い愛情を感じられます。
展覧会のタイトルの「88」は、5月に米寿を迎えたことを記念してのことだそう。

今回、軽井沢まで行かれなかったのが残念でなりませんが、
お近くで展覧会を見かける機会があった方は、
ぜひ、彼の作品にみなぎる光のパワーを感じてみてください。


04

2019/07

錦織選手の勇姿

12:00:47 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
これからの季節は、梅雨の時期も、
日差しの強い暑い時期も、美術館へのお出かけがおすすめです。
涼しい中で、美しい色をたくさん見て、好きな配色を見つけてみてくださいね。

6月にかけて開催されたテニスの全仏オープン。
テニスの4大大会の一つです。

ユニクロが提供している錦織選手のユニフォームの色合わせについ目が行ってしまいます。
錦織選手は、個人的な印象では、ヴィヴィッドな色を着ているときの勝率が高いように
思いますが、圧巻だったのはベスト8をかけたペール戦。
2日にわたる熾烈な戦いを制した錦織の技と精神力は見事でした。
しかも崖っぷちからの逆転劇。

その時のユニフォームのカラーコーディネートが、私には斬新に感じました。
ポロシャツは、上部3分の1がビビッドピンクで下部がビビッドイエロー、
セパレーションカラーに紺を挟んだ白が使われた配色に、
ボトムスは少し明るめのブルーを合わせていました。
そしてなるほど、と思ったのがシューズの色。
ボトムスの色とリンクしたブルーに、つま先にポロシャツと同じイエロー、
白のナイキのマーク、そして、しっかりレースアップした靴紐が、
ポロシャツと同じヴィヴィッドなピンクでした。
この靴紐の色の分量がトップスの配色とのバランスが絶妙で、ぴりっと効かせるのに
ちょうどよく、ウエアと面積比を変えた色合わせ、とても気に入りました。

この日の錦織選手、カメラに勝利のサインをした文字は「チョレイ!」。
試合内容をはじめ、何もかも粋な一戦でした。


26

2019/06

本の紹介「Paper Blossoms」

9:54:14 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
検定試験を受けられた方、お疲れさまでした。
ここからは、楽しみながら色彩の知識を実生活で確認してみてください。

活字離れ、紙媒体離れ、などといいますが、
そしてフォーサイトでもスマホでテキストが見られますが、
やっぱり印刷した紙の本が好きです。
ページをめくる瞬間、新しい世界に連れて行ってくれるような
ワクワク感を味わってしまいます。
ペーパーレス化、とも言われる世の中ですが、
絶対なくならないと思うのが、仕掛け絵本。
Ray Marshallという作者が手掛ける、ポップアップの作品集です。
色とりどりの花々が、ページをめくるたびに鮮やかに立ち上がって、
その繊細さや大胆さに、いつ開いても感動させられます。
同じ作者で、「Butterflies&Birds」(:蝶と鳥と花)という本もあります。
どちらも、ビビッドトーンからブライトトーンの、彩度の高めの配色で構成されています。
人工の色で再現した自然の題材を、紙素材で楽しんでみてはいかがでしょうか。


19

2019/06

ヨドコウ迎賓館

9:53:53 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
検定を受ける方、準備はいかがでしょうか。
合格目指して、がんばってくださいね。

建築に興味を持つきっかけになったのがフランクロイドライト。
近代建築の三大巨匠と言われる一人です。
何回かこちらでも紹介していますが、
かつての帝国ホテルを設計したことで知られています。
アメリカに住んでいた時、シカゴ郊外のオークパークまで、
彼が20年暮らしたフランクロイドライト邸や、
初期に手掛けた建築作品を見に行きました。
フランクロイドライトが設計した帝国ホテルは、
現在は愛知県の明治村で見ることができますが、
日本には、意外に多くの作品を残しています。
その一つ、近くに住んでいた時は残念ながら知らなかった、ヨドコウ迎賓館。
兵庫県芦屋市にあります。
1918年に、「櫻政宗」という灘の酒造家の別邸として
フランクロイドライトによって設計され、1924年に竣工しました。
1947年に淀川製鋼所が社長の邸宅として購入し、
1989年からは「ヨドコウ迎賓館」として一般公開されています。
1974年に、大正の鉄筋コンクリート造の建設物として
初めて国の重要文化財に指定されていました。
幾何学的な模様が彫刻された大谷石、窓の木枠の装飾など、
フランクロイドライトらしい雰囲気を作り出しています。
大谷石の色とマホガニーの色、芦屋の山の緑のコントラストが素晴らしく、
尋ねる時期は新緑のときにしたいと思える、素敵な建物です。


12

2019/06

クリムト展

9:51:50 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
東商の検定を受験なさる方は、あと少しですね。
体調に気を付けて、しっかり取り組んでください。

クリムト展に行ってまいりました。
金箔を使用した作風は、ご存知の方も多いかと思いますが、
彼が初めて金箔を使用したのは、ウィーン分離派を結成した4年後。
肖像画を多く手掛けていたようですが、使う色も全作品にわたって様々。
ダークな色合い、黒と白のコントラスト、
点描の風景、鮮やかな柄で構成されたもの、など、日本美術の影響を受けながら、
ウィーン世紀末美術のバリエーションを見た思いでした。
心揺さぶられたのは、ベートーヴェンの交響曲第9番に着想を得て
制作したという全長34メートルの壁画、“ベートーヴェン・フリーズ”。
クリムトが40歳の時の作品です。
幸福を求める騎士が、黄金の甲冑で武装し、敵に向かい、
楽園にたどり着く様子が流れるように展開しています。
全作品にわたって素晴らしいのは、クリムトの構図。
絶妙な余白の取り方で、色が生き生きしているのが感じられます。
マイナーな作品で気に入ったのは、“ヘレーネ・クリムトの肖像“という、
弟の娘の横顔の肖像画。白いバックに、ラフに描かれた白い服を着た少女の、
おかっぱ頭の中繊細な髪の毛の質感とのコントラストに心奪われました。
色の使われ方を存分に楽しめる展示の数々でした。


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  • ブログ著者:
  • 神宮彩子講師

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