学習について

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2017/08

猛暑 中国の塩田

9:00:39 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
今年の夏は猛暑と言われていますが、そんな時こそ、涼しい室内での学習するのが最適な過ごし方。
冬期の試験に向けて、早めに学習をスタートしてみてはいかがでしょうか。

東京は雨が少なく暑い日が続き、いよいよ地球温暖化が進んで熱帯地方になったような気候ですが、世界各地で異常気象が起こっているようですね。
中国の山西省、運城市にある塩田も、この暑さで近年になく色づいているそうです。
この塩田は、自然に発生する藻によって、びっくりするような鮮やかな色に色づくことで知られています。
塩田はいくつかの区画に区切られていて、その一つ一つが、PCCS表色系で言うところのd16、d20、dp6、v12、sf10、dp24あたりの、比較的高彩度の色に着色され、それはそれはカラフルで、自然現象には思えないほどです。
今年は特に暑さによって、藻が多く発生し、その色あいも鮮やかさを増しているのだとか。
そんなカラフルな塩田からできる塩はどのようなものなのかと思って調べたのですが、日本には入ってこないようでたどり着くことができませんでした。
日本で売られている、ピンク色の岩塩は、藻ではなく、赤鉄鉱の結晶が混ざったものなのだそう。
暑さの影響はあちこちに出ているんですね。


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2017/07

もっとも醜い色

11:38:55 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
日頃から、色や配色を見て、自分が何を感じているか、どんなイメージがわくかを、意識してみてくださいね。学習した知識と結びついて、より深い知識になることと思います。

美しい色や流行る色などの情報に触れる機会は多いものですが、先日、海外のメディアが、「この世でもっとも醜い色」として特定した色を発表したことを知りました。
文化の違いはありながら、人に「死」や「汚れ」「タール」を連想させるとして、パントン社の色見本の448Cが、もっとも醜い色とされたのだそうです。
その色味は、少し緑みがかったかなりダークなブラウン。
言われてみれば、「希望」「美しさ」「楽しさ」などとは対極に位置するような色味です。
これは、喫煙者を減らすために、オーストラリア政府が依頼した調査会社の調査結果。喫煙者が最も嫌な感じがする色として選んだ色なのだとか。
この色を煙草のパッケージに使うことで、喫煙者に危機感や嫌悪感を与えるようにしようとする目的で調査されたのだそうです。
結果や効果はともかく、色を扱う者として、人に嫌われやすい色にもしっかり役割があることに、なんとなく嬉しいような安心感を持ってしまうのでした。


19

2017/07

エルミタージュ美術館展

11:38:24 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
色は自然から学べ、と多くの色彩学者の方々がおっしゃいますが、絵画から学べる色もたくさんあって、美術館に行くたびに色の魅力に感動しています。

エルミタージュ美術館展へ行ってきました。
エルミタージュ美術館は、ロシアの女帝、エカテリーナ2世が、絵画を親しい人たちに見せるために作ったといわれる美術館です。
「エルミタージュ」とは、フランス語で「隠れ家」の意味。
エルミタージュ美術館の建物そのものが、白とゴールドをあしらったペパーミントグリーンの壁の建築物で、コンセプト共に優雅さに溢れた魅力的な美術館です。
東商カラーコーディネーター検定で、象徴色として、聖母マリアの赤い衣装と青いガウンが取り上げられていますが、展示作品の中の、スルバランの縫物をする少女の作品、「聖母マリアの少女時代」は、描かれた少女が赤いドレスに青いガウンであることで、マリアであることがわかるとされています。
17世紀に描かれた絵画は宗教美術が盛んでしたが、それは、文字が読める人が少なかったため、誰にでもキリスト教をわかりやすく伝えるために、聖書の内容を絵にしたためだったそうです。
今回の作品の中で、フランス・スネイデルスという画家の「鳥のコンサート」という作品がとても気に入りました。まるで鳥の羽の音も鳴き声も聞こえてきそうな、それぞれの鳥の羽の美しさも見事に写し取った作品でした。
国ごとに時代を追って展示された作品群、とても見ごたえのある展覧会でした。


みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
試験終了から数週間、美術館を訪ねて、たくさんの色に触れてみてくださいね。

24年ぶりに日本に来たという、ブリューゲルの「バベルの塔」を見に行きました。
「バベルの塔」は、旧約聖書に出てくる塔のことで、広く知られる「ノアの箱舟」のノアの子孫たちが、同一言語を話す一つの民族が分散しないように、天に届くような高い塔を建ててみんなで住もうとしていました。ところが、それに危機感を持った神が、彼らの言語を混乱させてお互いに理解できないようにしてしまったため、塔の建設は中止され、人々は各地に散っていったというもの。
この、民族が建設しようとしていたのがバベルの塔で、神に近づこうとする人間の傲慢や、実現不可能な計画のことをも意味する象徴となっているようです。
人々が神に近づこうとしたがために散り散りになり、言葉も通じなくなってしまるというバラル(=混乱)から、この塔は、バベルの塔、と呼ばれるようになったのだそうです。
ブリューゲルの描いた作品の細かさは想像を絶するほどで、作品そのものより、その後ろに引き伸ばされて展示されたパネルの方を熱心に見入る方も多くいらっしゃるほどでした。
それは、思っていたより小さいサイズ、60×75cmほどの絵の中に描きこまれた、当時の建築方法を正しく細密に再現する様子や、各自の役割を果たすそれぞれ違った動きをする人の数、入港しようとする船の関所まで描きこまれて、どんなに眺めていても作者の思いを汲み取りきれないほどでした。
NHKの「日曜美術館」でも取り上げられていて、この作品に魅了された漫画家の大友克洋さんは、長い時間を費やして模写したという、バベルの塔の内部の作品も、その思いと共に、大変興味深いものでした。
沢山の人を魅了したということにも納得の、エネルギー溢れる作品でした。


05

2017/07

ファンデーションの色

11:37:27 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
検定試験を受けられた方、お疲れ様でした。
せっかく学習なさった内容は、覚えているうちに、日常生活での色に照らし合わせて実感して、自分のものにしてくださいね。

あまり化粧品に詳しくなかったために最近びっくりしたのが、エスティ―ローダーというアメリカの化粧品会社のファンデーションです。
「10cmの距離でも15時間後でも、美しい。10色から選ぶ、自信美肌。」
というキャッチコピーのとおり、化粧直しがいらないこと、蛍光灯の下でもキレイなこと、日差しや海風にも強いこと、などの特長と共に、色を10色から選べるということに目をひかれました。
それまでの、ピンク系(ブルーアンダートーン)で3色、ベージュ系(イエローアンダートーン)で3色の展開に加えて、ベージュ系にもう一段階ダークな色目と、ブルーアンダートーンでもイエローアンダートーンでもない中間の3色を加えて、10色から選ぶことができるようになったとのこと。
パーソナルカラーの観点からいくと、せめて春夏秋冬の4つのタイプに、明るめと暗めのトーンが2種類ずつ、計8種類はあったらいいなと思っていますが、10色あればさらにそれぞれの肌に近い色を選びやすくなりますね。
時間軸でも、仕上がりという面でも、肌に合った色という意味でも美しく仕上がるというコンセプトは、キャッチコピーのとおり、「自身美肌」が作れそうな気がして、興味津々のファンデーションでした。
既にご使用の方、いかがかしら。


28

2017/06

最もカラフルな鳥

10:46:24 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
検定試験、いかがでしたでしょうか。
嬉しい結果をご一緒に楽しみにしております。

ゴシキセイガイインコという鳥をご存知でしょうか。
鸚緑 (おうりょく/parrot green)という色名のもとになった、鮮やかな黄緑の羽をもつインコです。その黄緑はPCCS表色系で言うところのv14、顔の部分はv20、首の一部にレモンイエロー、胸元がv6からv8、v1のくちばし、と、たいへんカラフルな配色のインコです。
多くの亜種がいるようですが、その美しさから、江戸時代には水戸光圀公が個人輸入してかわいがったという話もあるそうです。
クジャクのように、オスだけが美しい色を持つ鳥もいますが、インコは、雌雄同じように美しい羽色を持っています。その他、カワセミやブッポウソウなども同様に、木の穴や崖に巣をつくるため、天敵に発見される心配がないからなのだそうです。
鸚緑 、日本の伝統色の一つです。


21

2017/06

世界遺産の街、メキシコ

10:45:54 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
AFTを受験なさる方、PCCSの色と色名、もう一度しっかり、覚えなおしておいてくださいね。

先日、日本の世界遺産、白川郷を訪ねたことをお伝えいたしましたが、その静かで穏やかな色合いの家々とは正反対の趣きの世界遺産の街がメキシコにあることをご存知でしょうか。
メキシコシティから車で2時間ほどの、プエブラという市の中心部にある、セントロ・イストリコという歴史地区は、スペイン統治時代の色とりどりの建物が残り、美しさと歴史的価値から世界遺産に登録されているそうです。
プエブラは、スペイン料理との食文化が融合して、メキシコ料理が生まれた地なのだとか。
日本ではタコスがよく知られていますが、このメキシコ料理、和食と同じく世界無形文化遺産に登録されているのだそうです。
チョコレートソースのかかった肉料理(モレポブラーノ)なんて、想像しにくいお味ですが、アメリカに住んでいた時、メキシコから来た留学生がごちそうしてくれて、チョコレートの苦みとかすかな甘さのアクセントが、おいしくて驚いたことを覚えています。
日本料理でも、肉じゃがや魚の煮つけに砂糖を使いますが、魚にお砂糖、と聞くと驚くのと一緒かもしれませんね。
また、メキシコ中部、メキシコシティから車で4時間ほどに位置するグアナファトという街は、銀が豊富に取れ、その銀山と、スペインの植民地時代の風情を色濃く残す街並みとが、世界遺産に登録されているそうです。
街には、PCCSでいうところのv6あたりの鮮やかな山吹色のバシリカという教会を中心に、レンガ色、水色、ペパーミントグリーンなどに彩られた家々が並んでいます。
メキシコの世界遺産といえば、東商カラーコーディネーター検定のテキストに出ている、シュレーダー邸をデザインしたルイス・バラガンの家も、メキシコの世界遺産に登録されているのだそうです。


14

2017/06

銀座シックス

10:45:21 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
東商の検定を受けられる方は、試験まであと少しですね。
体調に気を付けて、隙間時間にはテキストをこまめに開いてください。
東商の試験対策としては、眺めるだけでも効果があると思います。

銀座松坂屋跡地にオープンした、「GINZA SIX」に行ってきました。
入り口を入ると、左右にエスカレーターがあり、その中央の吹き抜け部分に、アーティスト、草間彌生さんデザインの巨大なバルーンのようなアートがいくつもつるされています。
吹き抜けを中心に、ぐるりとショップがめぐらされていて、とても風通しの良い見やすい造りになっていました。
この吹き抜けのパブリックアートは、森美術館の監修で公開される期間限定の「南瓜」という作品。
吹き抜けの解放感と、草間彌生さんの元気でポップな水玉の作品が、銀座に新しく登場したエリア最大という複合店舗のオープンを彩り、明るく楽しい気持ちを盛り上げてくれていました。
残念ながら混雑で、お目当ての食品売り場にはたどり着けず・・・。
また近いうちに足を運んでみたいと思っています。


07

2017/06

白川郷へ

10:44:52 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
いよいよ夏期の検定まであと少し。
試験日まで、コツコツと頑張ってくださいね。

新緑の白川郷へ行ってまいりました。
小学生のころ、国語の教科書に「飛騨の匠の造った家」というエッセイがあって、クラスの子が、「先生、この家、私の祖母の家なんです」と教科書に紹介された匠の家の写真を指差しました。
その時、いつかこの合掌造りの家をこの目で見てみたい、と思ってはや数十年。
ようやくその思いがかない、飛騨の高山を経て、世界遺産の白川郷を訪ねる機会に恵まれました。
いくつものトンネルを抜けてたどり着いた山間の村は、まるで映画のセットのような、ジオラマのような風景。
新緑と、合掌造りの茅葺屋根の茶色の配色が、穏やかで温かい、日本の良さ、「和」の心を感じさせてくれました。
この冬の大雪の重みから家を守るための急こう配の茅葺屋根の葺き替えは、昔から、「結い」という、共同作業で行われるそうです。
その助け合いの「和」と、日本の「和」とのハーモニーが、新緑と茅葺屋根の色の配色をさらに美しく感じさせてくれました。
緑と茶色、日本の原風景の配色ですね。


24

2017/05

小説「羊と鋼の森」

14:20:34 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
検定試験まで1か月余り。着実に学習を進めていってくださいね。

遅ればせながら、昨年の本屋大賞に選ばれた、宮下奈都さんの「羊と鋼の森」を読みました。
小説には、ストーリーを追うものと、紡ぎだされた一つ一つの表現を味わうものとがあるように感じますが、この作品は、文章とその空気感から、美しさが感じられます。
ピアノの調律師の青年の物語で、良い調律とは何か、をテーマに、ピアノの音色の美しさを追求しています。
そこから感じたことは、ピアノの音と、色とのつながりの深さ。
いい音はいい音楽になり、いい色はいい絵画になる。
そこは芸術の入り口でもあり、人の心を動かすきっかけでもある。
共感覚、といって、ある音を聞くとある色を感じる感性を持つ現象がありますが、ピアノの音と色との関連を、改めて考える機会となりました。
2018年、映画も公開されるようです。


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  • ブログ著者:
  • 神宮彩子講師

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