学習について

石川県輪島市の千枚田は、
斜面に小さな田んぼが海岸に向かって並ぶ棚田です。

その田んぼの数が1000枚を超えることで「千枚田」と名付けられ、
夏場はその田が色づき、緑の幾何学模様と空や海の青さとのコントラストの美しさに観光名所となっているそうです。

2007年の能登半島地震の後、観光客が激減し、その町興しのために開催されたのが、
田んぼのあぜに沿って三万個のキャンドルを並べた「あせの万燈(あかり)」というイベントでした。

ところが、このイベントは、キャンドルの設置、点灯、とあまりにも手がかかる上に、
たった一日だけしか開催できないもの。

その期間を延長するために、地元の半導体の会社が、「ペットボタル」というLEDライトを開発したそうです。

その開発条件は、この時期の少ない日照を効率よく集めて充電できること、
キャンドルのように光が揺らめくこと、自動で点灯、消灯すること。

利益度外視で開発した結果、ペットボトルを細工し、エコにも配慮した新しいライトができたのだそうです。
その光を、ピンクから稲穂の実るイメージの黄色へと変化させるペットボタルは、毎年、観光客の増加をもたらしているのだとか。

光の開発は、色の世界にも、日々新しい変化をもたらしています。

色で人の心を動かすことができる。
嬉しい技術の発展です。


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2014/01

潜水艦

0:00:29 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

ディズニーシーの潜水艦アトラクション「海底二万マイル」に乗った時に、
あまりの息苦しさに全く楽しめなかった経験をして初めて、
自分は閉所恐怖症であることを自覚しました。

先日人間ドッグを受け、
聴力検査のボックスの前の張り紙に「閉所恐怖症の方は先に申し出るように」とのこと。

以前はなぜか聴力検査の後に心拍数が上がるなと思っていたので、
直後に心電図をとったらすぐ要検査になっていたと思います。

そんなわけで、潜水艦の乗組員にだけはなれないのですが、
先日、呉市に、「てつのくじら館」なるものがあり、海上自衛隊の潜水艦が展示してあることを知りました。

そこに、潜水艦の艦内での生活できるコーナーがあるとのこと。
艦内の照明には、色が活用されていて、出航すると、潜水艦内では昼夜の区別がつかなくなるため、
日没から日の出まで、夜間は艦内を赤い照明で照らすのだそうです。

食卓の風景は、本当に赤いスポットライトに照らされた状態。
赤という色は、実際に過ごした時間より長く感じてしまう色(7、8分で10分立ったと感じてしまう)なので、
なぜ赤い色にしたのか、色に携わる者として追求したいところです。

潜水艦の乗組員たちは潜水艦の中にいる時間は長く感じた方がいいのかしら。

私事ですが、同じ理由で、人類の夢である宇宙旅行も、私には無理。
「地球は青かった」と実感してみたい気持ちはあるのですが。


昨今、気に入っていたテレビのCMがあります。
某メーカーのテレビ、「ブラビア」の、「千の色」というもの。

四季折々の日本の美しい風景の映像が流れ、それらの色の名が風景に重なっていきます。
赤や黄色に色づく山の全体像から入り、紅葉の「緋色」、草木の「萌黄色」、木の幹の「赤黒」、
空の色の変化の夕焼けの「山吹色」、薄曇りの「薄卵色」、晴天の「空青」、夕焼けの「長春色」、
流れる水の色の場所ごとの変化、「水縹」「砧青磁」「水浅葱」「紺碧」・・・

そして「この国を描くことは、千の色を描くこと」とキャッチコピーが流れます。
このテレビ画面の微妙な色の表現力が、製品の技術の高さを物語っています。

私たちは何と彩り豊かな国に暮らしているのでしょう。
そして日本語の、微妙な色を表す語彙の豊かさにも、改めて感心いたしました。

受験勉強の際には、微妙な色の色名を覚える煩わしさばかり印象に残るかもしれませんが、
別の見方をすれば、日本人が培った微細な変化を感じ取れる心豊かさを知ることができるチャンスです。

「色は自然から学べ」。
色彩を学ぶ際には、誰もが一度は聞いたことのある言葉でしょう。
それを実感する、彩り豊かな映像でした。


明けましておめでとうございます。

毎年話題にさせて頂く、昨年の「今年の文字」は、「輪」でした。
五輪の東京への招致が要因だったとか。

また、「わ」という読みは、平和の「和」にも通ずると、文字を書かれた森貫主がおっしゃっていました。
皆様にとっては、「輪」は、「○」、合格の丸につながるよう願っています。

今年も、沢山の知識の輪をつなげて、大きな輪を作れますように。
受講生の皆様の、合格の輪が、どんどん広がっていきますように。

ご一緒に、頑張っていきましょう。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。


かなり前になりますが、あるメーカーから販売されている500色の色鉛筆を話題にさせて頂きました。
その色鉛筆、今年になって再販されているときき、新しい色鉛筆500色を調べてみました。

今回の色鉛筆は、スマートフォンのアプリ「My500色カメラ」なるもので、500色の色鉛筆に対応する色を探し、撮影していくといった試みなどもあり、楽しみ方もさまざま。

色名にはストーリーが広がり、さらにその色を好きな人の性格までわかる、色占いのようなものも紹介されています。
「ラフレシアの謎」、「校庭のテニスコート」、「勝利に酔う土佐犬」など、いったいどんな色なのだろうと想像と掻き立てられます。
一つ一つ色名を確かめながら、500色の色鉛筆を使って、久しぶりに絵が描いてみたくなりました。


16

2013/12

衝突回避システム

0:00:40 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

自動車メーカーのシステムもめざましい進化を遂げていて、ドライバーがいなくても目的地まで自動で到着する自動運転車の開発も進められていますが、現在は衝突回避システムが導入され始めていますね。

富○重工業の衝突回避支援システムは、その性能が大幅に向上し、読み取り画像をカラー化したとのこと。
前方の交通状況を検知するカメラがカラー化することによって、前を走る車のブレーキランプの色を認識し、自動ブレーキに連動するというもの。現行のシステムは白黒画像で状況を把握しているのですが、画像をカラーで読むとることができるようになると、信号の認識もできるようになり、赤信号に気付かずにいると警報が鳴るような仕組みもあるのだそうです。現行のシステムは累計15万台に搭載されていますが、カラー画像を読み取れる新しいシステムは、2014年発売の新型車から搭載される予定とのこと。

普段何気なく見ている色ですが、色の果たす役割って本当に大きいですね。人は色で瞬時に判断していることがとても多いと思います。
色に関する技術で、いたましい事故が減ることにつながるなんて、本当に嬉しいことだと感じています。


09

2013/12

新しいLED「美光色」

0:00:01 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

光源の進化はめざましく、色彩の世界でも話題になることが非常に多くあります。
その中で興味をもったのが、○ナソニックのLEDライト。
日本人の肌の色を美しく見せる光なのだそう。

かつては、ガス灯が女性の肌を美しく見せる、などと言われましたが、そのガス灯も実際に使われている所はごくわずかとなりました(関東近辺では、ディズニーシーの中で見ることができます)。

この「美光色」は、日本人女性の理想と考えられる肌の色に、より近く見せる光だとのこと。光のスペクトルを制御することで実現したのだそうです。
570nm~580nmの中波長の光の成分を調整することで、肌の色を美しく見せられるのだとか。
○ナソニック社では、日本人女性がイメージするきれいな肌の色を独自で調査し、Preference Index of Skin Color、PSなる数値を設定して研究しているのだそうです。
そのうえ演色性も非常に高く、Ra95なのだそうで、こちらも興味津々。

光源の進化、大歓迎、大感激です。


02

2013/12

「測色」

0:00:29 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

A・F・Tでは1級の試験範囲である「測色」というシステム。色を測ることによって、色を数値で正しく表すというものです。
測色には測色器が使われますが、最近、スマートフォンからあらゆるものの色をスキャンしてデータ化できるセンサーとアプリのキットがあると聞きました。

取り込まれた色は、ペンキ、絵の具などで再現することができるとのこと。
街で見かけた良いと思った物の色を、カメラで撮影して記録することはありますが、このアプリは、もっと正確に色の記録が可能です。

スマートフォンのアプリからセンサーでスキャンすると、その色を読み込み、「RGB」「HSL」「HSV」「CMYK」などの方式で表示され、その色を壁塗料やペンキ、水彩絵の具、着色料などで着色するとどんな色に仕上がるのかも見ることができるそう。気に入った仕上がりや質感のものがあれば、その着色剤が販売されている店舗を調べることもできるとか。なんとも魅力的なアプリですよね。

お恥ずかしながらスマートフォンは活用しきれないと判断してまだ切り替えていない私ですが、少々気持ちが動きました。便利ですねぇ。


新宿と京都のT島屋百貨店のカシミアニットの売り場に、大きなモニターが設置されているのをご覧になった方もいるかもしれません。
これは、期間限定で、11月いっぱい導入されるシステムで、サンプル商品を試着すると、モニターでその色が変わる、というもの。

モニターを見るだけで着ている服の色を変えられる、という、パーソナルカラリストとしては非常に興味をひかれる企画です。

モニターで色の顔映りを確認し、その画像をプリントアウトして持ち帰ることもできるので、その場で決めなくても、自宅のパソコンから注文することも可能だそうです。
男性は8色、女性は18色変わるので、パーソナルカラーとして自分に一番合う色を選ぶのも、自分の手持ちの服の色に合わせて選ぶのも、お店から出てゆっくり考えることができます。

気になるのは、モニターに映る自身の肌の色が、どこまで忠実に再現されているのかということ。

やっぱり、演色性の高い光源の下、自分で鏡で見た方がいいのかしら。


洗濯機が電気で自動化して久しく、食器洗い機も浸透してきた昨今、家事を助ける電化製品のもう一つがお掃除ロボットですね。
既にご利用の方もいらっしゃるかと思います。

新し物好きの私も試してみたい気持ちがありましたが、我が家は犬がいて、自動で動く掃除機とは仲良くなれそうにありません。
それなら、と親にプレゼントしてみたものの、考えるより先に手が動くような古い人間はどう受け取っているのやら。

その際、大手通販会社で限定の木目調やら何やら、本体の色選びも体験することになり、楽しく悩ませてもらいました。

先日、お掃除ロボットの「○ンバ」から、日本限定で5色のスペシャルカラーモデルが販売となりました。
これまでに販売した色の中で特に人気のあった5色(シャンパンゴールド、カーディナルレッド、パッションピンク、ターコイズブルー、ラベンダー)とのこと。
国内初となるカラフルな多色展開だそうです。

「吸引力が落ちない」で有名な○イソンの掃除機などは、スペックによって色が決まっていますから、求める能力とご予算と、好きな色みとが合わないこともあるとか。
そんな中、色が選べるお掃除ロボット、宣伝文句にも「買う」でなく「飼う」とありますが、好きな色のお掃除ロボット、ますますかわいく愛着がわきそうですね。


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  • ブログ著者:
  • 神宮彩子講師

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