学習について

ソチオリンピックの興奮も冷めやらぬ昨今ですが、
みなさまはオリンピック、ごらんになりましたでしょうか。

冬季オリンピックの中でも、スピードや技術だけでなく、
「美しさ」を競うのが、フィギュアスケート。

日本勢は本当に残念な結果となりましたが、
メダル獲得の楽しみと共に、その衣装を興味深く見ておりました。

ソチのアイスリンクのブルー系の壁が、
演技を見ている間中バックになっているので、
衣装との色合いも考慮されるものなのでしょう。

氷上で映える色は青、という定説もありますが、
ショートプログラムで青のほぼ反対色の黄色系を持ってきた
キムヨナ選手のからし色も目立っていました。

フィギュアスケートの衣装は、曲と振り付けが決まった段階で、
選手と振付師、コーチの意見を取り入れ、
それぞれのイメージを色とシルエットでデザインに表現するのだそうです。

個人的に好きだったのは、フリーの演技の鈴木選手。
白にパステルカラーのお花の刺繍の衣装が、
氷の白と、バックのビビッドなブルーに映えてとても素敵でした。

今回、ショートプログラムで淡い紫の衣装で転倒してしまった浅田選手、
フリーではビビッドな衣装で高得点を出しました。

ちなみにやはり、赤い衣装を着ると選手の闘志が燃える、
なんていうことも、あるのでしょうか。
衣装の色と得点との統計を取ってみたら、どんな結果が出るのでしょうね。


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2014/02

進化する照明「hue」

0:00:49 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

昨年末のブログで、
測色のできるアプリを話題にしましたが、
今回は、インターネットに接続して調色するLEDランプについてご紹介してみます。

このLEDランプを活用するには、
電球の他に無線器具が必要で、
この機器でインターネットを経由してランプの電源を入れたり消したりが可能です。

もちろんそれだけではなく、活用法の1つに、
パソコンに取り込んだ写真と同じ色を、LEDランプで出すことができるというものがあります。

夕焼けの写真なら暮れ行く空の色、落ちていく光の赤やオレンジが、
LEDランプの色となって発光するとのこと。

旅行などで長期留守にする際、夜になったらライトをともして防犯対策、
というのはタイマーを使用して既に行われているようですが、
時間によって光の色みを変える、などということも勿論可能。

先日ご紹介した、リラックスタイムと活動タイムとの
照明色の使い分けにも、大活躍です。

コンピュータと照明のつながり。目が離せません。


インテリアと照明の関係は、
たとえばリラックスしたいリビングルームのような空間には
暖かい光である白熱灯がよい、といわれていますが、
この照明の光、オフィスにも活用されていると聞きました。

九州大学の研究で、オレンジの光は自律神経をリラックスさせ、
白い光は脳の覚醒が高くなるのだそうです。

オフィスでは、柔軟な発想が求められる会議や企画を練るときなどは
オレンジの光が有効で、書類の作成など効率よく作業したいときは
白い光を用いるとよいとのこと。

照明によって気分が変わるので、
効率よく仕事がはかどるという意見がありました。

家庭では、効率が求められる仕事部屋や勉強部屋は
白い光を、家族団らんのリビングルームにはオレンジの光を、
という使いわけ。

以前は電球を取り替えないと実現しなかったのですが、
色が変えられるようになったLED照明では切り替えも簡単。

特に「多目的に使わざるをえない部屋」の多い我が家では、
LEDの技術は、非常にありがたいものになりそうです。


LED照明の進化によって、
色彩の世界にも大きな変化がもたらされました。
そのLEDの色光は、身近なところに活用されています。

たとえばあるコンビニエンスストアの
おにぎりやお弁当を照らす照明に、
オレンジ色のLEDが取り入れられています。

オレンジに照らされたお弁当やおにぎりは、
出来立てでおいしそうに見える効果があり、
売り上げが伸びているとのこと。

またスーパーマーケットの精肉売り場では、
赤いLEDランプが設置されていました。
精肉店での実験で、ショーケースの右と左で、
まったく同じ商品を並べ、一方を赤い光で照らしたところ、
赤い光のお肉は売切れてしまった、という結果を知りました。

赤い照明に照らされたお肉を購入した方は、
「新鮮に見えた」、とのこと。

個人的に疑問を感じていた、
赤く着色された鱈子やウインナー。
食品添加物は受け入れがたかったのですが、
照明でおいしそうに見えるなら、どんどん活用してほしいものです。


睡蓮の連作で知られるモネは、
光のもとに見えた色をそのまま描こうとする印象派に属する画家で、
その色の美しさから、「色彩の魔術師」と呼ばれています。

そのモネの作品展が、国立西洋美術館で開催されています。
国立西洋美術館の設立の母体となった「松方コレクション」には、
モネ作品がたくさん含まれていて、
その一部は、親日家であったモネから直接譲り受けたのだとか。

今回は、箱根のポーラ美術館との共同企画で、
2つの美術館の所蔵するモネ作品をいっぺんに鑑賞することができるというものです。
どちらも国内有数のモネを所有する美術館。

それぞれの「睡蓮」を並べて見ることができるという、
めったにないチャンスです。
印象派を代表する画家、モネは、同じ題材を、
時間や構図を変えて、その時々の光を捉えて表現した作品を残しています。

その色の豊かさ。光としての色の捕らえ方。
機会のある方は、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。


石川県輪島市の千枚田は、
斜面に小さな田んぼが海岸に向かって並ぶ棚田です。

その田んぼの数が1000枚を超えることで「千枚田」と名付けられ、
夏場はその田が色づき、緑の幾何学模様と空や海の青さとのコントラストの美しさに観光名所となっているそうです。

2007年の能登半島地震の後、観光客が激減し、その町興しのために開催されたのが、
田んぼのあぜに沿って三万個のキャンドルを並べた「あせの万燈(あかり)」というイベントでした。

ところが、このイベントは、キャンドルの設置、点灯、とあまりにも手がかかる上に、
たった一日だけしか開催できないもの。

その期間を延長するために、地元の半導体の会社が、「ペットボタル」というLEDライトを開発したそうです。

その開発条件は、この時期の少ない日照を効率よく集めて充電できること、
キャンドルのように光が揺らめくこと、自動で点灯、消灯すること。

利益度外視で開発した結果、ペットボトルを細工し、エコにも配慮した新しいライトができたのだそうです。
その光を、ピンクから稲穂の実るイメージの黄色へと変化させるペットボタルは、毎年、観光客の増加をもたらしているのだとか。

光の開発は、色の世界にも、日々新しい変化をもたらしています。

色で人の心を動かすことができる。
嬉しい技術の発展です。


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2014/01

潜水艦

0:00:29 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

ディズニーシーの潜水艦アトラクション「海底二万マイル」に乗った時に、
あまりの息苦しさに全く楽しめなかった経験をして初めて、
自分は閉所恐怖症であることを自覚しました。

先日人間ドッグを受け、
聴力検査のボックスの前の張り紙に「閉所恐怖症の方は先に申し出るように」とのこと。

以前はなぜか聴力検査の後に心拍数が上がるなと思っていたので、
直後に心電図をとったらすぐ要検査になっていたと思います。

そんなわけで、潜水艦の乗組員にだけはなれないのですが、
先日、呉市に、「てつのくじら館」なるものがあり、海上自衛隊の潜水艦が展示してあることを知りました。

そこに、潜水艦の艦内での生活できるコーナーがあるとのこと。
艦内の照明には、色が活用されていて、出航すると、潜水艦内では昼夜の区別がつかなくなるため、
日没から日の出まで、夜間は艦内を赤い照明で照らすのだそうです。

食卓の風景は、本当に赤いスポットライトに照らされた状態。
赤という色は、実際に過ごした時間より長く感じてしまう色(7、8分で10分立ったと感じてしまう)なので、
なぜ赤い色にしたのか、色に携わる者として追求したいところです。

潜水艦の乗組員たちは潜水艦の中にいる時間は長く感じた方がいいのかしら。

私事ですが、同じ理由で、人類の夢である宇宙旅行も、私には無理。
「地球は青かった」と実感してみたい気持ちはあるのですが。


昨今、気に入っていたテレビのCMがあります。
某メーカーのテレビ、「ブラビア」の、「千の色」というもの。

四季折々の日本の美しい風景の映像が流れ、それらの色の名が風景に重なっていきます。
赤や黄色に色づく山の全体像から入り、紅葉の「緋色」、草木の「萌黄色」、木の幹の「赤黒」、
空の色の変化の夕焼けの「山吹色」、薄曇りの「薄卵色」、晴天の「空青」、夕焼けの「長春色」、
流れる水の色の場所ごとの変化、「水縹」「砧青磁」「水浅葱」「紺碧」・・・

そして「この国を描くことは、千の色を描くこと」とキャッチコピーが流れます。
このテレビ画面の微妙な色の表現力が、製品の技術の高さを物語っています。

私たちは何と彩り豊かな国に暮らしているのでしょう。
そして日本語の、微妙な色を表す語彙の豊かさにも、改めて感心いたしました。

受験勉強の際には、微妙な色の色名を覚える煩わしさばかり印象に残るかもしれませんが、
別の見方をすれば、日本人が培った微細な変化を感じ取れる心豊かさを知ることができるチャンスです。

「色は自然から学べ」。
色彩を学ぶ際には、誰もが一度は聞いたことのある言葉でしょう。
それを実感する、彩り豊かな映像でした。


明けましておめでとうございます。

毎年話題にさせて頂く、昨年の「今年の文字」は、「輪」でした。
五輪の東京への招致が要因だったとか。

また、「わ」という読みは、平和の「和」にも通ずると、文字を書かれた森貫主がおっしゃっていました。
皆様にとっては、「輪」は、「○」、合格の丸につながるよう願っています。

今年も、沢山の知識の輪をつなげて、大きな輪を作れますように。
受講生の皆様の、合格の輪が、どんどん広がっていきますように。

ご一緒に、頑張っていきましょう。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。


かなり前になりますが、あるメーカーから販売されている500色の色鉛筆を話題にさせて頂きました。
その色鉛筆、今年になって再販されているときき、新しい色鉛筆500色を調べてみました。

今回の色鉛筆は、スマートフォンのアプリ「My500色カメラ」なるもので、500色の色鉛筆に対応する色を探し、撮影していくといった試みなどもあり、楽しみ方もさまざま。

色名にはストーリーが広がり、さらにその色を好きな人の性格までわかる、色占いのようなものも紹介されています。
「ラフレシアの謎」、「校庭のテニスコート」、「勝利に酔う土佐犬」など、いったいどんな色なのだろうと想像と掻き立てられます。
一つ一つ色名を確かめながら、500色の色鉛筆を使って、久しぶりに絵が描いてみたくなりました。


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  • ブログ著者:
  • 神宮彩子講師

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