学習について

27

2013/08

科捜研の「色彩認証」

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「科捜研の女」というドラマはご存知でしょうか。

警察の科学捜査研究所で働くメンバーの活躍が見られるドラマで、広く知られる指紋から犯人を割り出したり、DNA鑑定が一致したら犯人と断定されたり、
書いた文字が同じ人の手によるものかどうかを調べる筆跡鑑定などなど、その方法はさまざまです。

以前放映されたドラマの中で、「色彩認証」なるものがあることを知りました。

防犯ビデオに残されたいくつかの映像で、特定の人物がどんな服を着ているかが映像で分かり、映像が撮られた時間が約一時間の間という短時間であれば、
太陽光にほとんど変化はないため、映像に顔や歩く姿が映っておらず、顔認証や歩容認証が不可能でも使うことのできる鑑定だそう。

人間を色の集合体と捉え、そこに含まれるさまざまな色の分量と種類で照合するシステムなのだそうです。

日本の警察の優秀さは広く知られていますが、そんなところにも、色は役立っているのですね。


夏の日差しは、美容にとっては大敵らしいですね。
女性のおそれる、シミやしわの原因のほとんどは、紫外線によるものだとか。

植物や人の骨の生成に有用な紫外線も、美容のためにはできるだけ避けたいもの。

美容に気を遣われている皆さまは、どんな方法で紫外線対策をしていらっしゃいますか。

紫外線を浴びないためには、日焼け止めクリーム、サングラス、帽子、日傘、手袋、などがありますが、かつて日傘は、その涼しげな見た目から、白が一般的でした。
ある時、実は紫外線カット効果の最も高い色は黒である、という報道があり、この十数年は、黒い日傘や手袋が一般的になりました。

ところが、「布のUV防御」に関する研究で、さまざまなデータを分析した結果、染色布のUV―B波のカット効果が最も高いのは、黄色、その次が赤、そして黒と青が続く、ということが分かったのだそうです。

基本的に、UVカット加工を施した布地なら、効果に大きな違いはないようですので、これからは選択肢が広がるのでしょうか。

黄色い日傘、残念ながら私はまだ見かけたことがないのですが、日傘のカラーバリエーションが増えると、夏のお出かけも少しは涼しげに楽しくなりそうですね。


13

2013/08

野菜の生育に関わる色

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前回もこの夏の猛暑にふれましたが、気候のためにお野菜のお値段が高騰しているというニュースを目にします。

夏前に、ある会社の発光ダイオードを使った農作物栽培に関するニュースを見ました。
苗を栽培用の棚に移してから、約2週間で葉野菜(リーフレタスなど)を収穫できるとのこと。

興味深かったのは、野菜の生育に使われるLEDの色は、赤と青のみ、ということ。

記憶が定かでなくて恐縮なのですが、赤か青のどちらかが野菜の生育に関わり、どちらかが野菜の栄養をつかさどる役割をするのだとか。

今後、色によって、野菜に含まれる栄養をコントロールしたり、人の病状に合わせた野菜を作ったりすることができるようになるのだと聞きました。
色のもつ力の大きさを実感するニュースでした。

猛暑で野菜の生育に問題のあるこの時期、大変有り難い技術ですね。


06

2013/08

熱交換塗料

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今年の東京は、梅雨明けからいきなり猛暑となりました。
風があっても、気温と湿度が高く、エアコンの室外機から出る熱風のようで、外に出るのをためらう気候です。

そんな中、熱交換塗料、なるものを知りました。

これは、太陽の熱を、運動エネルギーに変化させ、熱でなくしてしまうという新しい技術。
塗膜により、熱そのものを消し、10℃前後、温度を下げる効果があるということです。

それまでも、熱を反射させて表面の温度が上がらないようにする塗料はあったようですが、
反射された熱は空中に放出され、大気の温度は上がってしまうので、この熱交換塗料の、消熱作用は大変優れたもののようです。

小学校のプールサイド、コンテナハウス、事務所の屋根などに塗装することで、暑さも熱さも和らぐとのこと。

ちなみにカラーバリエーションは、あらゆる色の選択ができるそうです。

明度の低い色は単純には温度に関わりがありそうですが、色による性能の差はほとんどないとのこと。

色彩の世界では塗料というと、見た目だけが取り上げられているので、塗料の「機能」面での優れた点を知ることは、私にとって大きな発見でした。


23

2013/07

騒がしい色?

0:00:11 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

夏休み、旅行にいらっしゃる方も多いかと思います。

リゾートなどでのんびり過ごされ、戻っていらして最初に感じることは、何でしょうか?
色みの規制などの多い海外の国はもちろん、リゾート地で自然の色を眺めていらした眼には、飛行機から降り立って都市部に向かうと、その看板の色の多さが、刺激的に映るのではないでしょうか。

東京にお住まいの方は、東京タワーを見ると、帰ってきたことを実感する、と言いますが、東京の象徴を見ることで感じる安堵感とは別に、見たくなかったものを見て、戻ってきたことを実感するのは、名誉なことではありませんよね。

日本の都市部の看板の色は、現在あまりに秩序がなく、音が騒がしいことを「騒音」というのになぞらえて、「騒色」と表現したりしています。
海外の映画でも、東京の雰囲気を再現するのに象徴的によく使われているのは、色とりどりのネオン。

「景色が悪いと感じる所は、色が氾濫しすぎている所」とおっしゃる方もいらっしゃいました。物事は複雑になればなるほど神経を刺激しますが、色も同じ。
日本でも、地域によってかなり景観条例が敷かれましたが、騒色はまだまだいたるところに見られますね。

これを日本の都市の持ち味と見るか、屋根の色、壁の色まで制定された街をつくるか。
これからの変化、見守っていきたいと思っています。


16

2013/07

新しいリカちゃん人形

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タカラトミ―のリカちゃん人形は、皆様ご存じのことと思います。

リカちゃん人形は、1967年に発売されて以来、少しずつモデルチェンジが重ねられてきました。

先月開催された「東京おもちゃショー」で、このリカちゃん人形が、ガールズ・トイ部門の大賞に選ばれていました。賞をとったのは、髪の色が変わる新しいリカちゃん。
「トリプルカラーチェンジ リカちゃん」(お友達の「さくらちゃん」もあります。こちらはオレンジ系)と言って、常温ではピンク色の髪の毛が、手で温めると色が変わり、「いちごミルク色」に、付属のクールブラシで冷やすと「ラズベリーブラック」になるとのこと。
かつて、おでこに当てると色が変わって体温が分かるという簡易型体温計がありましたが、それと同様の、ある一定の温度になると変色する物質を使っているようです。

温度が変わると色が変わる塗料を示温剤と言いますが、一度色が変わるともとに戻らないものと、温度が変わると色も元に戻るものとがあります。
リカちゃんの髪の毛は、温度によって色が変わる、「可逆性示温剤」を利用したもの。
紫外線が当たるとその量によって色が変化するサングラスなどにも応用されています。

それにしても確かリカちゃんは小学5年生の設定のはず。ピンクの髪って、OKなのかしら。


09

2013/07

花火の色

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花火大会が沢山開催される季節になりましたね。

夜空を彩る花火は、心奪われる美しさがあります。
あの花火の色、基本的には、ある化学物質を燃やすと、固有の色の炎で燃える現象を利用しています。
化学で、物質を燃やして炎の色が変わる実験をしたことを覚えていらっしゃる方も多いでしょう。
花火の色は、赤がストロンチウム化合物やカルシウム化合物、黄色がナトリウム化合物、緑がバリウム化合物、青が銅化合物を燃焼させることで作られているとのこと。

先日、テレビで偶然気付いたのが、花火師の方がこの花火の色を表すのに、単に「青」「赤」とは言わずに、「450nm程度の塩化銅の発光」「650nmのストロンチウムの発光」と表現していたこと。
花火の色を、その波長の長さで言い表すとは…。

そんなふうに、それがすぐに、何色なのかがわかるのは、カラーを学んだ皆様、まさに、「鍵屋~」ですね。


02

2013/07

なぜその色が好きか

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先日、テレビ番組で、女性タレントがファッションエディターとしてパリコレクションを取材する、というものがありました。
雑誌編集者として初めてのインタビューで、モデルやデザイナーへの質問が、
「好きな色は何ですか?」

残念ながら世界のアナ・ウインターには、「そういう一般的な質問には答えないことにしているの」と一蹴されていましたが、好きな色を聞いた後に必ず、その理由を尋ねていたことに非常に興味をひかれました。
それはVOGUEの現編集者の発案。
「好きな色の理由を聞けば、その人のことが分かるから」。
「青と緑が好き」「その理由は?」「自然の色だから」と、なるほど、その方の服装からも、ナチュラル志向であることがよくわかりました。

インタビューの中で、「それは5分おきに聞いてくれなきゃ、その時々によって好きな色は変わっていくのよ。変わっていかないと新しいものを生み出せないのよ」と言っていたデザイナーさんがいましたが、今、何色が好きか、そしてそれはなぜなのかを自分に問うことは、今の自分の思いに気付くことにもつながりそうですね。
みなさまは何色がお好きですか? そして、それはなぜですか?


25

2013/06

雨の日の楽しみ

0:00:18 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

梅雨は憂鬱、とおっしゃる方は多いですよね。
お出かけの時に雨は困るし、じめっとして室内環境も良くない、医学的にも、太陽が出ないと脳内ホルモンのセロトニンが減少して気分もどんより・・・など、確かに、納得できる理由ばかり。

でも一つだけ、あじさいには、雨が似合うなぁと思います。
あの微妙な色合いの、PCCSでいうところのライトからブライトトーンの18から24の花の色は、けぶった雨に何と映えることでしょう。
彩度対比がおきて、雨が降れば降るほど鮮やかな色合いになるように感じます。

敬遠しがちな雨の日のお出かけも、あじさいの最も美しい様子を見つけて、楽しみたいですね。


18

2013/06

ジューンブライド

0:00:26 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

6月には、白のイメージがあるのですが、これはジューンブライドの花嫁のウェディングドレスのイメージですね。

6月に結婚した女性は幸せになれる、と言われていますが、定説では、6月(June)が、ローマ神話の女性と結婚の守り神、Juno(ジュノー)の月、といわれるからとか。

ヨーロッパでは、6月は気候も良く、さわやかな晴天に恵まれるという理由もあるようです。じめっとした蒸し暑い季節に閑散期となる結婚式場が、この欧米の習慣をうたって6月の挙式を増やそうとした、とも。

6月が結婚記念日の方、おめでとうございます。
いつまでも、新婚当時のまっ白な思いを忘れずに。


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  • ブログ著者:
  • 神宮彩子講師

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