2018 / 07

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2018/07

混色の不思議

17:03:36 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
夏は日差しが強いので、自然の中での色の見え方が変わります。
季節の変化とともに、色の見え方の違いも楽しんでみてくださいね。

先日アイシングクッキーのお教室で、いつもと違うレッスンがありました。

普段は、先生があらかじめ、課題に合わせて彩色してくださるクリームと言われるお砂糖で、
クッキーを色づけたり、文字や柄を書いたりする練習がメインなのですが、
その日は、自分の好きな色を、先生のお持ちの彩色用の食紅を混ぜて作るというレッスンでした。

もともとのクリームが白いので、思うように出したい色が出ず、
更に私はつい、分光分布が…などと考えてしまってなかなか進まなかったのですが、
思っている色を実際に出す作業はとても楽しいものでした。

その最中に先生がおっしゃった言葉にびっくり。
「茶色は、赤と緑を混ぜて作ります」
「??」

単純に、理論的には、赤と緑は反対色、補色の関係なので、
混ぜたら灰色になるという頭でっかちの状態で、思わず問いただしてしまった私に、
先生はご親切に、実際に茶色を作ってみてくださいました。

家に帰って水彩絵の具で実際に混ぜてみると、
微妙な加減で色の違いこそあれ、なるほど茶色が生まれます。

かなり古くはなりますが、かつてのドラマの名台詞、
「事件は現場で起きているんだ!」を実感してしまう、私の中での大事件でした。


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2018/07

虹色の雲

17:02:26 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
そろそろ朝顔の季節ですね。

朝顔は、季節や朝の訪れを、気温で感じるのではなく、
日が落ちてから約10時間後に咲くのだそうです。
鮮やかな朝の色が楽しみな季節です。

後光がさす、など、美しい光はありがたいものとして
取り上げられることが多くあります。

カラーコーディネーター検定3級でもテキストで取り上げられている「光環」や、
「ブロッケンの妖怪」など、太陽の回折によっておこる現象は、
なかなか見られないとして、見られると幸運が訪れるという人もいます。

今年初めに、ブラジルでとても珍しい現象がありました。

空にかかる雲の一部が、まるでカラフルな綿あめのように、
虹色に色づいて見える現象です。

「彩雲」と言われる気象現象で、雲に含まれる水分や氷の結晶によって、
太陽光が回折することで、雲が虹色に色づいてみえるのだそう。

ハワイでは虹も幸運の象徴ですから、こんな雲を見ることができたら、
本当に幸せな気持ちになれるかもしれません。
画像でもいい、と思う方は是非、検索してみてください。


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2018/07

ほおの木のまな板

16:57:32 | 学習について | Comments Off | Trackbacks (0)

みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
色の世界は本当に奥深く、思わぬところでつながっています。 

その色がその色であるべき理由を、学習したことから気付く瞬間が
私にも訪れることがあります。
そんな日は、いい一日になりそうですね。

長年、使いやすいまな板を探してきました。

まな板は包丁との相性、とも言われますが、
包丁の歯をいい状態に保つためには、
やはりまな板の素材は木製が良いとのこと。

ヒノキのまな板も試してみましたが、
手入れが大変と聞くとつい手が伸びなくなっていました。

使ったらその都度さっと洗えるためには、
大きさも重要。あまり大きいとサイズだけでなく、
重さもあってその都度洗うのは面倒です。

先日デパートを歩いていてふと目に留まったのが、
まるで水彩画の作品のようにたくさん並べられた木製のまな板でした。

霧島山系の80年から200年のほおの木を
自然乾燥して造られたもので、サイズは27㎝×17㎝。

手に取ってみると軽く、ほおの木は殺菌作用があり、
刃こぼれしにくく、水切れがいいのだそう。

十数枚並んだまな板は、部位によって白っぽい色に
グリーンの差し色が入ったようだったり、深いこげ茶だったり。

チーズをのせたり、お皿として使う方もいらっしゃるそうです。

色にひかれて足を止めたまな板でしたが、
今のところようやく巡り合えたお気に入りの一品です。


みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の神宮です。
夏期検定を受験なさった方、お疲れさまでした。
力を出し切れたでしょうか。
これからは、身の周りの色を興味を持って楽しんでくださいね。

近代建築の三大巨匠ともいわれるル・コルビュジエ。

サヴォア邸やユニテ・ダビタシオン、ロンシャンの礼拝堂、
日本では、国立西洋美術館などの設計を手掛けた建築家です。

東京商工会議所の検定2級にも取り上げられ、
直線の美しさとすっきりしたたたずまいが魅力的な作品のうち、
世界遺産に認定された建築物もたくさん設計しています。

そんなコルビュジエが、「住み心地が最高のここで、一生を終えるであろう」
と評したのが、コートダジュールの別荘、カップ・マルタンの休暇小屋です。

数々の作品の集大成、興味をそそられる建築物ですが、
その内部は約約8畳ほどの一部屋のみ。

366センチ四方の空間に、簡素なベッドとテーブル、クローゼットと
テーブルとイス、簡易トイレのみが設置されています。

コルビュジエが考案した、人体の寸法と黄金比を基にした基準寸法、
モデュロールを当てはめて考えられた家具はすべて作り付けです。

人間にとっての極小の居住空間を構想して造られたという、
人が住む家のあるべき姿を考え抜いた建築。

全ての意味で凝縮されたこの建物、ぜひ一度訪ねてみたいと思っています。
昨年、この建物も、世界遺産に認定されています。


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  • ブログ著者:
  • 神宮彩子講師

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