基本情報技術者講座の講師ブログ

テレワークの実態

皆さん、こんにちは。
フォーサイト講師の藤岡です。

皆さんはテレワークで在宅勤務できていますか?
総務省の令和2年度の通信量動向調査によると、テレワークを導入している企業は47.5%にとどまっています。コロナ禍においてテレワークが推奨されていますが、実際にはなかなかうまくいっていないようですね。

テレワークを導入していない理由で最も多いのが、「テレワークに適した仕事がないから」が80%でした。テレワーク導入を増やすためには、業務をオンラインで行えるような状態に変えていく必要があるということですね。そのためには、企業がITガバナンスやIT統制をしっかりと行っていかなくてはなりません。

他にも、「情報漏洩が心配だから」が19.3%、「社内のコミュニケーションに支障があるから」が10.3%でした。これはVPN接続やグループウェアなどの導入ができていない企業が多いということでしょう。
仮想的な固定回線を作りあげるVPN接続が利用できれば、安心してテレワークが可能となります。また、グループウェアを用いて社員同士の連携が取れるようなれば、テレワーク中でも密なコミュニケーションができるようになります。

このように、テレワークを実現するには、「何が必要か」を判断できる知識が必要になります。
もし皆さんの職場がまだテレワーク導入できていないのであれば、勉強して手にした知識を活用して貢献してみてください。