ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

2級AFP試験:平成22年5月実技試験について~パート1~

「2級AFP試験:平成22年5月実技試験について~パート1~」

みなさん、こんにちは。
今回は、前回に続き5月の本試験・実技問題についてコメントしたいと思います。

【FP総論】
FP総論からの出題が3問です。これは少しびっくりです。
これまで2問だったのに・・・。
難易度はそれほど変らずですが、久しぶりに個人情報保護法が出題されました。

【金融資産運用設計】
定番の問題ですね。また3級程度のレベルでもあります。
過去の類似問題として、
会社四季報を見て解答する問題が出ました(配当金額の計算と、株式分割の計算)。
これも、過去問題を繰返し解いた受検生は正解できたでしょう。
また、実技では少し珍しい流動性の高い金融商品の○×問題が出ました。
これも難易度はそんなに高くはないです。

【不動産】
全問、易しい問題です。
まるで3級試験のようです。

【リスク管理】
毎回恒例の、保険証券の読み取り問題、出ましたね。
これは、毎回出題されるとわかっているわけですから、
確実に得点しなければいけません。
また、保険契約形態の違いによる課税関係の問題も定番ですね。
全体的に得点しやすい出題でした。

【タックスプランニング】
おなじみの源泉徴収票の読み取り問題、総所得金額の計算問題が出題されました。
これも、容易に得点できる問題でしたね。
また、不動産所得の計算もおなじみの問題です。

これらの問題は、よほど大きな勘違いや見落としをしない限り
得点できたでしょう。

【相続事業承継】
相続税の課税価格の合計額の計算問題、法定相続分の問題、上場株式の評価額の問題、
どれも非常に簡単な問題でした。
これらも、よほど大きな勘違いや見落としをしなければ
確実に得点できたでしょう。

今回はここまで。
続きは、次回に!