ファイナンシャルプランナースペシャリストによるこっそり裏講義

30~40代独身の資産運用相談について

皆さん、こんにちは。
講師の伊藤です。

年代別の資産運用②ということで、
今回は30~40代独身の資産運用相談について説明します。
実務で使えるように解説していきます。

30~40代独身の場合、ある程度の資金を貯蓄している場合も多いことでしょう。
逆にまったく貯蓄がないという方もいるかもしれません。貯まらない、
というお悩みをお持ちの方には積立貯蓄や積立投資、
つみたてNISAをすすめてみましょう。
まずは少しずつでも手元に残るお金を増やしていくことを心がけるように伝えます。

その際に、短期的に使う可能性がある資金と、
中長期的な目線で使う可能性がある資金をわけていくことが大切です。
お金は貯まっているのに、すぐに引き出せずに困るでは元も子もありません。
そのため、中長期的に貯めていきたいお金を中心に積み立ては行っていくようアドバイスをします。

次に、今後のライフデザインをどのように考えているかも聞いてみるべきです。
独身でいくのか、ディンクス形態が望ましいと思っているのか、
結婚して子供が欲しいのか。こうした希望により資産運用の幅も異なってきます。

仮に独身をご希望されている場合には、
老後資金や住宅資金を中心に資産運用の目的を明確化していくべきです。
こうすることで、いくらぐらい必要なのか、それに対してどう運用していけばよいか明確になることでしょう。

住宅は一生賃貸で、とお考えであれば老後資金を中心に資産運用のアドバイスを行います。
例えば、65歳までにあと30年あります。30年という長期投資ができるのであれば、
ある程度のリスクを負いつつリターンを得られる可能性のある海外株式投信や海外債券投信をすすめてみましょう。
つみたてNISAや確定拠出年金による非課税、節税の恩恵が受けられる点も説明しましょう。

また、PwCのレポートによれば、2050年における日本のGDPは世界で7位と予想されています。
人口減少が見込まれつつも、世界で見れば経済大国の地位は保てる見込みであり、
中長期で見れば日本に投資することも悪くないのではないか、と想定できます。
そこで、日本株投信の積み立てをすすめることもよいと考えます。
積立投資によりドルコスト平均法を用いる点も説明すべきです。

一方で、着実に資金を貯めていくのであれば、個人年金保険の提案も忘れずに行いましょう。
こうして堅実なポートフォリオを構築していきます。
なお、結婚をご希望の場合には、結婚資金は着実に貯めていくことを伝えましょう。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2017」によれば、挙式・披露宴の費用は全国平均で354.8万円。
どこまで負担するかにもよりますが、こうした資金は現預金で確保、
中長期的な資金は運用でとアドバイスすることが望ましいといえます。

<過去問題の演習>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。
次の各文章を読んで、正しいものまたは適切なものには①を、誤っているものまたは不適切なものには②を、解答用紙にマークしなさい
【問題1】
不動産の登記事項証明書の交付請求ができる者は、対象不動産の所有者に限られる。

<解答> ✕
不動産の登記事項証明書の交付請求は、どなたでも行うことができます。

【問題2】
不動産取得税は、生前贈与により不動産を取得したときには課されない。

<解答> ✕
不動産取得税は、相続や法人の合併による場合にはかかりませんが、贈与では課税されます。

いかがでしたでしょうか?
それではまた次回、お楽しみに★



伊藤 亮太

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