ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

9月試験・AFP2級実技試験のコメント~その3~

みなさん、こんにちは。
10月も中旬というのに、まだ少し暑いですよね?
毎年、こんな気候でしたっけ?

さて、今回は、先日の実技試験にコメントしたいと思います。
【FP総論】
過去問題からの類似問題です。
得点源になる問題ですね。

【金融資産運用設計】
過去問題からの類似問題です。
会社四季報ではなく、日経新聞の抜粋が出題されましたが、
基礎知識で十分解ける問題ですね。

【不動産】
過去問題からの類似問題です。
得点源になる問題ですね。
(コメントがFP総論と同じになってしまった(汗))

【リスク管理】
恒例の保険証券の読み取り問題と、課税関係の問題です。
また、責任開始期に関する問題は頻出問題なので
サービス問題と言えるでしょう。
問13が、○×問題であるのはちょっと難易度高いですね。
消去法が使えないですからね・・・

【タックスプランニング】
確定申告書に関する問題は、定番ですね。
(確定申告を実際に一度行ってみると、申告書の構成がよくわかるんですが・・・)
総所得金額の計算も定番ですよね。
できなくちゃダメです。
減価償却費の問題も、過去問題と同じ問題です。

【相続事業承継】
法定相続分の問題、贈与税額の計算問題、相続税評価額の計算問題は定番ですが、
小規模宅地等の特例の計算問題は、たまにしか見かけませんね。
でも、これは、減額割合さえ記憶していれば解ける問題です。

【ライフプランニングと資金計画】
キャッシュフロー表の穴埋め問題、6つの係数の問題は
必ず出題されるとわかっているのですから、できなくてはダメですね。

【総合問題】
実技試験なのだから、当たり前ですが、計算問題が多いですね。
でも、過去問題の類似問題ばっかりですね。
以前は、実技試験でも後半の総合問題では、四択問題がそれなりにあって
学科試験みたいだったのに・・・

【総評】
実技試験では、それなりに四択問題がちらほらあったのに
今回は、最近の傾向が特に顕著にみられる○×問題が増えているような
気がします。
これは、問題の内容そのものは難易度の変化はないのですが
解答形式が変わることにより、難易度が高くなっていることを意味します。
消去法が使えないですから、肢のひとつひとつがわからないとダメということです。

さて、次回は3級の問題にコメントしたいと思います。