ファイナンシャルプランナースペシャリストによるこっそり裏講義

投資信託

皆さん、こんにちは。
フォーサイトFP専任講師の伊藤です。

もし皆さんの周りに、
1種類の投資信託しか保有していない方がいたらどう対応されますか?
実は意外にも流行りものに手を出し、それ以外に投資していなかった結果、
損失が発生している方は多かったりします。
そうしたお客様にはどう接すればよいか、解説していきます。

■なぜそれを購入したのか、目的を聞いてみよう
まず、1種類しかファンドを購入されていないお客様には、
どういった目的があってそれを購入したのか聞いてみましょう。
そのときの雰囲気でという方もいれば、
分配金目的で、期待できる国・地域・産業だと思ったから、
など様々な理由があることでしょう。
特に流行のものを購入されるケースは、
残念ながら最終的に損失を被るケースも多く、はやりのものを購入するのではなく、
お客様のライフプランや目的にあわせて
資産形成はすべきですと伝えてみることが重要です。
皆が購入するから購入するのではなく、ご自身のプランはご自身で考える。
それが本来の資産形成であり、
担当者もお客様ならではの事情を理解しながら適切なアドバイスができるはずです。
こうしたお客様には、資産配分の見直しからすすめていきましょう。
例えば、4つのファンド(国内株・外国株・内国債・外国債)にわけて分散するとか、
面倒な方にはバランス型ファンドで投資することをすすめてみる。
また、目標運用利回りを決め、今保有のファンドは残しつつ、
そのファンドとは全く異なる地域や通貨に投資するファンドを組み合わせる。
こうした見直しによりお客様も本来の資産形成を把握してもらえることでしょう。
ご自身の資産運用の場合もまったく同じことがあてはまります。
時間分散はドルコスト平均法で解説しましたが、
それ以外に地域を分けるなど様々な分散の仕方があります。
ぜひ実践してみてください。リスクを減らすことができるはずです。

<過去問題の演習>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。
次の問題に答えなさい。○✕問題

【問題1】
証券取引所での株式の売買において、
ある銘柄の株式に価格の異なる複数の買い指値注文がある場合は、
指値の低い注文から優先して売買が成立する。

<解答> ×
証券取引所での株式の売買において、
ある銘柄の株式に価格の異なる複数の買い指値注文がある場合は、
指値の高い注文から優先して売買が成立します。

【問題2】
所得税において、老齢基礎年金や老齢厚生年金に係る所得は、
非課税所得とされる。

<解答> ×
老齢基礎年金や老齢基礎年金は、雑所得に該当します。
公的年金等控除があるものの、
ある程度年金を得ている方は所得税が課されることになります。

いかがでしたでしょうか?
それではまた次回、お楽しみに★



伊藤 亮太

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