ファイナンシャルプランナースペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。
フォーサイトFP専任講師の伊藤です。

60代以上の独身の場合、ある程度資金を確保しており悠々自適な生活を送られる方と
生活自体が大変で働くことをメインにされる方とわかれるかもしれません。
悠々自適な方は、その後の人生をどう楽しむかに重点をおきつつ、
人生100年時代と言われる今だからこそ100歳までのライフプランを組み、
何があっても大丈夫な体制にしておくべきでしょう。

一方で、働くことをメインに選択された方の場合、
その後のシミュレーションは寄り添ってどうなりそうか
具体的に示しアドバイスをすべきです。
いずれにせよ、キャッシュフロー表等をもとに、具体的な提案も行っていきましょう。
ここで、生活が大変な60代以上独身のケースで考えていきます。

■生活維持のために働く方が多い
少し古いデータにはなりますが、
厚生労働省「高年齢者就業実態調査(平成20年)」によれば、
65歳~69歳の方が働く理由は半数の方が生活維持のために働くとしており、
経済的な理由で高齢になっても働く選択をしていることがわかります。

早いうちから対策をたて、コツコツと貯蓄に励んでいた方は経済上の理由で
どうしても働かざるを得ないという状況は防ぐことができるかもしれません。
ただ、実態としては60代になってからこれでは生活資金が足りないと考え
働く選択肢をとる方も多いのだろうと推測できます。

■まずはお客様の年金額や資産状況からアドバイスを行う
いくらお金を持っていたとしても、
人生100年と考えると不安要素はつきないともいえますが、
そうした不安を取り除くのがある意味皆さんの仕事でもあります。
そのため、こうした生活が大変とお考えになるお客様には、
まずはどの程度の年金が受給できていて、
資産状況から見て果たしてどうなりそうかという側面をアドバイスすべきです。

仮に現状のまま推移した場合の
キャッシュフロー表や個人バランスシートを作成したときに
資産がつきるような状況になり得るのであれば、
(1)働く、(2)生活費削減、(3)希望に添ったプランの変更等を
検討していく必要があります。

働くことで生きがいを感じ、かつ生活の糧にできるとお考えであれば、
働くことを優先してもよいでしょう。
その一方で、無駄な費用の削減、
お金のかからないプランへの変更などできることをアドバイスしていきます。

お金がすべてではありませんが、いかに希望に添い、
楽しい人生を送れるようなプランを作成するかがポイントです。

<過去問題の演習>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。
次の問題に答えなさい。○✕問題

【問題1】
独立行政法人日本学生支援機構が取り扱う奨学金(貸与型)には、
利息付(在学中は無利息)の第一種奨学金と無利息の第二種奨学金がある。

<解答> ✕
第一種と第二種の説明が逆になります。
第一種が無利息、第二種が利息付(在学中は無利息)です。

【問題2】
普通傷害保険において、
被保険者がウイルス性の食中毒により通院した場合は、通常、保険金支払の対象となる。

<解答> ✕
食中毒は、普通傷害保険では補償対象外となります。
海外旅行傷害保険では食中毒も対象になります。

いかがでしたでしょうか?
それではまた次回、お楽しみに★



伊藤 亮太

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