ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

AFP2級技能士平成23年1月試験:学科試験について

みなさん、こんにちは。
毎日寒いですが、少しずつ春の訪れを感じる瞬間が増えてきましたね。
さて、今回から先日の試験問題に対するコメントを書きたいと思います。

【ライフプランニングと資金計画】
確定拠出年金と企業の資金調達に関する問題で、少し重箱の隅をツツくような問題が
出ましたね。
それ以外では、いつもどおりの定番の問題ばかりでしたから、
合格ラインの6割は得点できるでしょう。
難易度は「普通」です。

【リスク管理と保険】
損害保険分野で、「ナニこれ?知らない!」という問題(問題20)が少しありましたが、
それ以外はいつもどおりな感じ。
難易度は「普通」もしくは「やや簡単」ですね。

【金融資産運用】
「購買力平価説」「純金積立」「株式の信用取引」「市場デリバティブ取引」
新参者のオンパレードでした。
こ、これは、難しい!
焦りますね~・・・

【タックスプランニング】
選択肢の問題文の長さが短いものが多かった気がしました。
内容は、いつもどおり、過去問題の類似問題ばかりで、難易度は
「普通」もしくは「やや簡単」ですね。

【不動産】
農地法の問題が4年ぶりに出題されました。
それ以外はいつもどおり、過去問題の類似問題ばかりでした。
難易度は「普通」です。

【相続事業承継】
養子に関する問題が丸々1問出題されました。
これは、知っているか知らないかの差で、やや難しいですね。
それ以外の問題は、過去問題の類似問題ばかりですが、
出題の仕方に少し工夫があり、難しく感じたかもしれませんね。

今回は、以上!
次回は、実技試験についてコメントします。