ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

AFP2級技能士平成23年1月試験:実技試験について

みなさん、こんにちは。
今回は、実技試験にコメントしたいと思います。

【FP総論】
特筆することはなく、過去問題の類似問題で、この3問は落としてはいけないですね。
FP総論からの問題は確実に得点しなければなりません。

【金融資産運用設計】
過去問題の類似問題ばかりですが、取引残高報告書のサンプルが登場したのは初めてです。
しかし、これもとくに驚くことはなく、設問内容はやはり過去問題の類似問題ですから、見た目で焦ってはいけませんね。

【不動産】
毎回、毎回、同じような問題ばかりで・・・過去問題をしっかり攻略すれば完璧です!
他の科目もそうですけど、実技は特に過去問題を繰返しとくことで
「実技試験問題」に慣れることが重要です。

【リスクと保険】
恒例の証券読み取り問題が出題されています。これは「出る」とわかっているのだから
得点できないとダメですよね。

【タックスプランニング】
総所得金額を計算する問題がよく出題されていたのに、今回は雑所得の計算でしたね。でも、難しくはないですね。テキストに記載されている計算式をしっかり理解していれば
解けたはずです。また、解答欄にアルファベットを書けという問題は初めての登場です。少しずつ試験傾向を変えようとしている意図が垣間見れます。

【相続事業承継】
いつものような過去問題の類似問題ばかりでした。これは得点しないとダメですね。

【ライフプランニングと資金計画】
いつもどおりのお約束の問題ばかりです。が、問24が少し難しく感じた問題かもしれません。これは、住宅ローンのことを提案書などを作成する際にしっかりと取り組んだ人にとっては易しく感じた問題でしょう。

【総合問題】
総合問題での出題は、基本的には何が出るかわからないところです。が、しかし、学科試験対策や実技試験の過去問題をしっかり問いて攻略している人であれば、合格ラインの6割は確実に得点できる内容です。遺族年金なんか、何度同じ問題が出ていることか・・・そういった問題は確実に得点しないとダメですね。つまり、定番問題は必ずゲットする必要があります。

いろいろと好き勝手に書いてきましたが、結局、過去問題を繰返し解いて、丸暗記ではなく理解しながら攻略していくことが重要です。

次回からは3級試験へのコメントをしたいと思います。