ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

平成24年5月試験お疲れ様でした

みなさん、こんにちは。
先日の27日・日曜日の本試験を受検された方々、お疲れ様でした。
まずは、ゆっくり、まったりしてください。
つかれたでしょう~・・・

今回から、もういい加減おなじみの本試験コメントを
懲りずに、数回にわたって、つづっていきます。
(受講生の中に、参考にしてくれている方々がおられるので・・・)
今回は、3級学科試験です。

【ライフプランニングと資金計画】
何回も書きますが、基礎知識しか出題されていません。
3級試験の場合、あまり細かい数字の暗記は要求されない傾向が
長くあったのですが(昔の話)、最近は、細かい数字も問題になっています。
一に理解、二に数字の暗記、ですね。

貸金業法に関する問題が1問ありましたが、こんなもん、解けなくてもいいんです。
1問落としただけで、不合格するようではだめですから。

【リスク管理】
過去問題の類似問題オンパレードです。
コメントしようがない・・・

【金融資産運用】
数問、理解度を試すような問題が含まれていました。
丸暗記では通用しないわけです。
それから、定番の複利計算は、出題されることが高確率で予想できたわけですから、
確実に正解できないとだめですよね。

【タックスプランニング】
この科目も、過去問題の類似問題満載です。
何度もクドクド言うようですが、過去問題の攻略が合格への早道です。
しかし、タックスの場合は、理解の深さも必要になってきます。

【不動産】
多分・・・ですが、私はFP講座の講師だから、不動産の問題を見ても
「簡単」と思うわけですが(当然、あたりまえ)、
受検性の立場になって考えると
「???」と感じる問題なんだろうなと思います。
そもそも、不動産を苦手とする受験生多いですから・・・
と、考えると、今回の本試験問題は、
やや対応しきれない問題が一部ありだったのかなと思います。
決して、難しいわけではないのですが、苦手意識がそうさせているのだと思います。
また、そもそもあんまり勉強していないからわからない、というパターンでしょう。

【相続事業承継】
難易度は適度にあるような、ないような・・・
部分的に、「こんなの知らない」という問題がありましたね。
でも、定番の法定相続分の問題は、確実に得点できないとだめです。

全体的に、いつもどおりの、いつもな感じの試験でしたね(どんなだっ?)。

やっぱり、当然に、過去問題は重要です。