ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

債券、株と一体課税・・・・

みなさん、こんにちは。
試験まであと数週間です。
世間は、お盆休みの真っただ中ですが、私は仕事です。
試験前の最後のチャンス
しっかり有効活用してくださいね。

新聞に「個人の金融所得課税で、債券の譲渡損益を損益通算の対象に加える方針だ」と
掲載されていました。

ほほぉ~・・・それは、また、金融税制が複雑になりそうです。
現状でも、投資経験のないFP講座の受講生は、
なかなか理解しにくい部分のようですからね。

これは、債券と株式から得られる利子と配当、譲渡損益を合計して課税する
というもの。
つまり、現状では債券の譲渡益は非課税ですが、これが
課税対象になるというわけです。
でも、債券の譲渡で損失が発生した場合は、株式の配当などから
差し引いて、納税額を減額できるということです。

結局、表向きは個人投資家の投資環境を整えると
言っているが、実は、増税???
いや、日本版ISAも導入予定ですから、結果として減税になるのか・・・。
上場株式等の軽減税率10%の行方もどうなるのか???
20%に戻す、戻さないでもめているみたい・・・
なんだか、ややこしい限りだけど、
一体課税は賛成できるかな・・・
損益通算大賛成!!!
でも、いろいろなタイミング次第ですよね。
導入前後で、損得がありそうです。

金融税制は、今後も引き続き注目すべきものだと思います。
でも、軽減税率はしばらく続行してほしいです(←個人的意見)。