ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

平成24年9月2級AFP学科試験について

みなさん、こんにちは。
今回は、先日実施された2級AFP学科試験について
コメントしたいと思います。

【ライフプランニングと資金計画】
医療保険について、少し細かいことが問われましたが、
全体的に難易度はいつもと同じぐらいでした。

【リスク管理】
直球問題が相変わらず多いですが、
そうではない角度を変えた問い方をしている問題が少しありました。
このような問題については、丸暗記ではなく、「理解」することを
認識しながら学習するとよいでしょう。
てはいえ、難易度はいつもと同じです

【金融資産運用】
難易度はいつもと同じぐらいですが、正解を導き出すために
いつもより時間がかかってしまう問題が多く見られました。
と、いうことは、そういう意味では難易度か少し高めかと・・・

金融資産運用の試験勉強は、それなりに気合いを
いれる必要があるでしょう。

とはいえ、過去問題をしっかり攻略すれば大丈夫でしょう。

【タックスプランニング】
なぜでしょう・・・
いつもどおり、簡単です。
他の科目と比較して、一番簡単かもしれない、と言っても過言ではない・・・
気がします。

【不動産】
毎回、毎回、同じような問題の繰り返しです。
がしかし、今回は、土地区画整理法が出題されました。
数年ぶりの出題です。
ということは、しばらくはまた出題される可能性があるかもしれないです。
(過去の農地法と同じ傾向ならば)

また、それ以外の問題は、なぜでしょう・・・
いつもどおり、簡単です。

【相続・事業承継】
こ、これは・・・難しい問題がそれなりにありました。
相続は、近年、難易度が高まっています。
「こんなの、知らない!!!」という問題がかならず数問出題されています。

あなどれない・・・相続・・・

とはいえ、相続の10問中満点を取る必要はないわけですから
基本事項をしっかり過去問題とテキストで学習すれば
十分です。
大切なのは、「知らない」問題が出題されても、焦らないこと、
冷静に問題を解く強い気持ちが必要です。

学科試験対策として、話をまとめると
①テキストの重要なポイントは、「理解」したうえで「暗記」する
②過去問題は、しっかり攻略
③思い込み、勘違いに気をつけよう
という点を意識していただければよいと思います。

次回は、実技試験へのコメントをしたいと思います。