ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

日本の年金制度は破綻するのか

みなさん、こんにちは。

たまに、「日本の年金制度はいつか破綻する。
だから、年金保険料なんて払わなくていい」
と、言ってしまうFPがいるらしいです。

こらこら!!!
とんでもないことを言うもんだ・・・

私個人的には、日本の年金制度は破綻しないと
思っています。
破綻するような状況を国が認めないだろう、とか
理由は、いろいろです。

そもそも、みなさんは、「ライフプランニングと資金計画」で
学習されたと思いますが、
相互扶助の理念に則って日本の社会保険制度は
成り立っています。
困ったときはお互いさま、ってヤツです。
(これが制度としていいか悪いかは別として)

また、毎月1万5,000円程度の保険料を支払って
あれだけの保障が得られるって、すごいことじゃないですか!!!
と、思います。

多くの国民は、どうやら、公的年金=老齢年金と思っているらしい・・・
遺族年金や障害年金もあるんだぞっ!!!
お得な制度なんだぞ、と言いたいです。

まさか、とは思いますが、受講生の中に
国民年金保険料を支払っていない方がおられるならば
是非、これをいい機会として
支払ってしまいましょう。
あとできっと後悔しますよ。

しかし、その裏側で、厚生年金基金が話題になっていますが、
老後の生活を公的年金のみで賄うのは、今となっては夢のような話で
多くの場合は、公的年金だけでは不足するので、自助努力で
なんとかしないといけない・・・
その方法はいろいろあります。
是非、FP講座で得た知識を総動員して、
みなさんの自助努力に役立ててくださいね。