ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

思い込みと先入観

みなさん、こんにちは。
朝晩冷え込むようになり、体調管理が大切な時期になってまいりました。
(すでに私は風邪気味・・・)
とはいえ、1年のなかで一番過ごしやすいので
勉強に集中しやすい時期ではあります。

さて、通信講座を受講するにあたっての「あるある」ですが
テキストやDVDなどでひとりで勉強をしていると
無意識のうちに生じる勘違いや思い込み、先入観というのがあります。

これは、無意識で自覚がありませんから、本人にしてみれば気づきようがありません。
また、間違った経験をしたことがあるような場合は、さらに厄介です。
自分は正しいと心の底から思い込んでいるわけですから。

FP試験の場合、日常生活のさまざまなことが試験範囲となっているため
よくある話です(一般論と実務は違うのはよくある話)。
このことは、試験を受けるにあたっては、大問題です。
学習内容は、一般論を正確にきちんと理解することが重要だからです。

では、孤独との戦いの中で、どうすれば無自覚を自覚することが
できるのか?
答えはひとつ、「過去問題を解く」ことです。

過去問題を解くことで、自分の勘違いや思い込みを発見することができます。
そこで初めて「あれ?そうなの?○○○だと思ってた」と気が付くわけです。
場合によっては、「一般的には○○だけど、自分の場合は△△なんだ」と
知るのです。

これが実はとてもとても重要なのです。
最初からさらっと理解してしまうと、意外にもあとで忘れたりするものですが
このように壁にぶち当たりながら理解したものは、きちんと記憶に残ります。

来月から受検申請期間です。
ひとつの区切りになる時期だと思いますので、
いまいちヤル気が落ちている方、もうやめようかな・・・なんて
思っている方、今一度、申込みのタイミングで
気持ちを切り替えてモチベーションあげていきましょう。