ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

株式投資のポイント②

皆さん、こんにちは。
フォーサイトFP専任講師伊藤です。

3月は株式投資の観点から執筆します。
第二回目は、10年連続増配企業を探すという視点です。

コロナ禍にも負けず、増配を続ける企業があります。しかも、毎年のように増配を行う企業もあります。
こうした企業は、業績が良いか一時的に業績が悪化しても配当を出せるように利益を積み重ねてきた点が共通します。

増配は株主にとって大きなメリットになります。企業としても株主に報いるほか、しっかりと利益を出している点のアピールにつながります。
特に注目したいのは、10年以上連続増配を行っている企業です。今後も増配を行う可能性は高く、それに伴い注目をあび、株価も上昇する可能性は十分期待できます。
2022年3月時点において、花王(4452)は31年連続増配、SPK(7466)は23年など、意外にも10年以上増配の企業はそこそこあるのです。

参考までにダイヤモンドの記事にて連続増配企業が掲載されています。是非こうした中からお宝銘柄を探してみてはいかがでしょうか?
(参考)
https://diamond.jp/articles/-/229803

<過去問題の演習>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。

次の問題に答えなさい。○✕問題

【問題1】
所得税において、医療保険の被保険者が病気で入院したことにより受け取った入院給付金は、非課税である。

<解答> 〇
入院給付金、手術給付金などの給付金は非課税となります。

【問題2】
夫が生計を一にする妻に係る確定拠出年金の個人型年金の掛金を負担した場合、その負担した掛金は、夫に係る所得税の小規模企業共済等掛金控除の対象となる。

<解答> ✕
社会保険料控除は負担した人の対象となりますが、小規模企業共済等掛金控除は世帯主などが代わりに負担しても代わりに負担した人の控除の対象となりません。

いかがでしたでしょうか?

それではまた次回、お楽しみに★