ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

最近の出題傾向について

みなさん、こんにちは。

最近の出題傾向ですが、5月試験は平成27年10月1日現在施行の
法令等に基づいて解答します。
ということは、平成28年1月1日からの改正は
試験には関係ない、となりますが、
試験自体は平成28年1月1日以降に実施されるため
最近の傾向では、施行されることがだいぶ前から確定しているようなものに
ついては、フライングで出題される傾向にあります。
そのひとつの例が、NISAです。

10年ぐらい前にかつて、フライングで出題されることはよくある
話だったのですが(年金制度について)、その後、めったにそのようなことはなかった
のですが、この数年また復活しつつある傾向です。
最近は、特に、細かい改正やFP試験そもそもの論点にかかる
改正が多いからでしょう。

また、3級試験では、2級試験で出題された問題が
流用されることもあり、それこそ不動産については
宅建試験の問題も流用されることがあります。
(2級も同様)

だからといって、改正点ばかりに気を取られるのは
得策ではありませんので
あまり気にせず、基本事項をきちんと過去問題で
押さえておけば十分でしょう。
基本を制する者は試験を制する、です。