ファイナンシャルプランナースペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。
講師の伊藤です。

今回は、2017年1月に行われたFP技能士試験2級、3級の試験総括を行いたいと思います。

1月試験は3級も2級も平年並みと思われます。ただし、3級試験においては、クレジットカードの細かい内容が問われるなど新しい傾向の問題も出題されてきています。2級に関しては法人税申告書の別表四など、実務を行っていないと詳しくはわからない、といった問題まで出題されるようになってきました。

こうした新傾向の問題が解けなくても合格することは可能ですので、特段心配はいりませんが、やや難しめの問題もちらほら出題されています。本番の試験時にもこうした問題がでてもあわてず捨て問と捉えて、じっくりと取り組んでください。

なお、これまでも出題されていたものの、角度を変えた視点の問題としては以下の問題を挙げることができます。

2017年1月試験2級学科【問題47より抜粋】
選択肢2:登録免許税は、相続により不動産を取得した場合の所有権移転登記であっても課される。
選択肢4:不動産取得税は、相続により不動産を取得した場合であっても課される。

登録免許税は、相続による不動産取得の場合にも所有権移転登記に対して課税されます。不動産取得税は、相続の場合には課税されません。よって選択肢4は間違いとなります。

こうした問題は過去も出題されていましたが、登録免許税と不動産取得税両方出るとどっちだっけ?と混乱しがちです。整理して覚えておきましょう。

<予想問題>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。
次の各文章を読んで、正しいものまたは適切なものには①を、誤っているものまたは不適切なものには②を、解答用紙にマークしなさい
【問題1】
国内旅行傷害保険は、旅行中の食事を原因とする細菌性食中毒は補償の対象とならない。

<解答> ×(②)
普通傷害保険では細菌性食中毒は補償の対象となりませんが、国内旅行傷害保険では対象となります。

【問題2】
地震保険には、「建築年割引」「耐震等級割引」「免震建築物割引」「耐震診断割引」の4種類の保険料割引制度があり、重複する場合にはいずれか一つのみ適用を受けることができる。

<解答> 〇(①)
地震保険には上記4つの割引があります。これらは重複して割引適用できません。重複する場合には、いずれか割引率の高いものを1つ選ぶことになります。

いかがでしたでしょうか?いずれも2級でも3級でも出題されてもおかしくありませんね。
それではまた次回、お楽しみに★



伊藤 亮太

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