ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ

平成22年1月試験に物申す~パート3(AFP・2級技能士編)~

みなさん、こんにちは。
今回は、AFP(2級)の実技試験問題(後半)をみていきたいと思います。

【ライフプランニングと資金計画(問23~問25)】
恒例の問題ですね。この3問は正解しないとマズいです。

【6つの係数(問26~問28)】
恒例の問題です。この3問も正解しないと非常にマズいです。

【総合問題①(問29~問34)】
問29:最近、よくみかける問題です。しかも、書かれている算式に数字をあてはめるだけでいいので、これはサービス問題と言えるでしょう。
問30:昨年、制度改正のあったフラット35に関する問題です。改正後すぐに出題されるわけではないことがこの問題でよくわかります。
問31:上場している株式からの配当金に対する源泉徴収税率を知っていれば簡単にとける問題です。サービス問題と言ってもいいかもしれませんが、問題の見た目が一瞬ビビりますね・・・(汗)
問32:簡単な問題ではありますが、受検生によって「知っている」か「知らない」かの差がでる問題です。
問33:定番問題です。ゲットしたい問題ですね。
問34:これもまた定番問題です。落としてはいけない問題ですね。

【総合問題②(問35~問40)】
問35:恒例の絶対正解しないといけない問題です。ホントに毎回毎回よく出るなぁ~。
問36:選択肢3と4が必然的に不適切ですから、残る選択肢1か2が正解だろうとすぐにわかります。医療費の総額を上回る給付金を受け取っているんだから・・・当然医療費控除なんて適用されるわけがありません。ちょっとヒネリが入っている問題ですが、冷静によっく考えればすぐにわかる問題ですね。でも、意外とこのテの問題にひっかかる受検生が多いんですよ。
問37:平成21年度税制改正にからむ問題です。税制改正の内容を把握していた人は正解できた問題です。
問38:サービス問題です。簡単です。(あんまり「簡単」を連呼すると受検生から「そんなことないっ!」と怒られそうですが・・・)
問39:定番化しつつある問題です。親切にも計算方法が掲載されているわけですから、式に数字を当てはめて計算すればいいだけの話です。
問40:失業給付の受け取るスケジュールを知っている人は容易に解けた問題です。

さて、皆さん、いかがでしたか???
やはり、定番の問題が多く、難易度は高くないというのが私の感想です。
過去問題を繰返し解いている受検生は合格点に達したのではないでしょうか。
合格発表の日が楽しみですね。
皆さんからの嬉しいお知らせをお待ちしております。
(ちなみに、これらのコメントは、あくまでも私の個人的な意見ですから、あしからず。)

次回からは、1月に実施された3級試験についてコメントしたいと思います。