ファイナンシャルプランナー講座の講師ブログ
株式投資のポイント①

皆さん、こんにちは。
フォーサイトFP専任講師伊藤です。

3月は株式投資の観点から執筆します。
第一回目は、これから伸びそうな国・地域はどこか?という視点です。

株式や投資信託で投資を行う場合、中長期的に見て伸びしろのある国や地域、企業に投資を行う必要があります。それでは、これから伸びる国・地域は一体どこなのでしょうか?

PwCのレポート「How will the global economic order change by 2050?」によると、2030年にはGDP1位は中国、2位が米国、3位がインド、4位が日本、5位がドイツ、2050年にはGDP1位は中国、2位は米国、3位はインド、4位はインドネシア、5位が日本と予測されています。

単純に考えると、インド、インドネシアが経済大国として一気にのし上がってくると想定されています。人口が多く、若い国は当然伸びしろがあると思います。必ずしもこうなるとは断定できないものの、10年単位で見た場合に、インド、インドネシアは面白そうといえるのではないでしょうか?

ただ、何が起きるかわからない世の中ともなっていますので、半年ごとに状況を確認するなど見直しも考慮に入れて投資先・国は選んでいきましょう。インド、インドネシアに投資する方法としては、一般的には投資信
託が有力候補といえます。あとは、通貨に投資する、米国預託証券(ADR)に投資するといった方法も考えられます。

<過去問題の演習>
3級・2級受験者、いずれも解いてみてください。

次の問題に答えなさい。○✕問題

【問題1】
景気動向指数において、コンポジット・インデックス(CI)は、主として景気変動の大きさやテンポ(量感)の測定を目的とした指標である。

<解答> 〇
CIは景気変動の大きさやテンポが見れるもの、DIは景気が上向いているか下向いているかを確認するものと覚えておきましょう。

【問題2】
一般に、格付の高い債券ほど利回りが高く、格付の低い債券ほど利回りが低くなる。

<解答> ✕
一般に、格付の高い債券ほど利回りが低く、格付の低い債券ほど利回りが高くなります。

いかがでしたでしょうか?

それではまた次回、お楽しみに★