新年明けましておめでとうございます。皆様良き新年をお迎えでしょうか。
今年は寅年です。相場の格言に「寅千里を走る」という言葉があります。獣の王者である虎（寅）は、一日に千里の距離を走り千里戻ってくることができるほど、勝れた行動力を持っているというところから語源がきており、勢いがある様を示しています。
単純に勢いがあると捉えると、株価は勢いがあると捉えることもできます。しかしながら、実際には注意を促す意味もこめられているのです。勢いがあるのは確かだが、元気よく値上がりする銘柄ほど元に戻るのも早い。つまり、勢いよく株価が上がる可能性もあるが、戻るのも早い。そんな意味もこめられているのです。
さて、寅年の本年はそのような結果になるのかどうか？一年経過してみないとわかりませんが、もしかすると短期売買などの方が向いている年になるのかもしれません。こうした理論では説明できないものの、そうした傾向があるというものをアノマリーと言います。どうせなら勢いよく、そして持続力がある方が望ましいですが、どうなることやら？証券外務員では、こうしたトリビア的な内容までは勉強しないため、たまにですが、こうしてブログに書いていきたいと思います。
＜演習＞
一種・二種受験者、いずれも解いてみてください。
次の問題に答えなさい。○✕問題
【問題１】
企業の資金調達方法のうち，株式の発行及び債券の発行によるものは，間接金融に分類される。
＜解答＞ ✕
企業の資金調達方法のうち，株式の発行及び債券の発行によるものは，直接金融に分類されます。
