皆さんこんにちは。フォーサイト専任講師の福澤です。
学習の調子はどうですか。順調と言う方はその調子で頑張ってください。
いまひとつと言う方はここから頑張っていきましょう。
今回は、最近読んだ本の紹介です。
それは、
「父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。」
という本です。
出版社は、ダイヤモンド社で、著者はヤニス・バルファキス氏です。
この方は、ギリシャの経済学者、政治家で、
ギリシャの金融危機の際に財務大臣となった人です。
この方が、ご自身の経済に関する知見を、論文ではなく、
娘さんに語るというざっくばらんな形式で披露するという本です。
御本人もまえがきで書いていましたが、通常は、この手の経済書を書く場合には、
経済学者ということから、論文形式で書くことが通常のようですが、
この本では、あえてわかりやすくするために、娘さんに語るという形式を採用して、
我々のような門外漢にも親近感が湧くようにしてあります。
そして、その構想はズバリ的中しており、
本当に分かりやすく、読みやすい一冊になっていると思います。
経済格差、労働問題、ビットコインなどの現代の課題について、
その理解の前提となる知識を分かりやすく説明してくれていますので、
この手の問題にはちょっと興味がない、
というような方でも、面白く読める一冊だと思います。
興味のある方は、ぜひご一読下さい。おすすめしますよ！
今回は、このへんで。
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