行政書士講座の講師ブログ

自制心は筋肉のようなもの

皆さん、こんにちは!
フォーサイト専任講師・行政書士の福澤繁樹です。

学習の進み具合は、いかがですか?
順調な方は、その調子をキープしていきましょう。

今回は、自制心のお話です。

以前にも紹介しましたが、ハイディ・グラント・ハルパーソンというアメリカの社会心理学者の書いた本によると、自制心(意志力)とは筋肉のようなものだそうです。
いわく、自制心は、筋肉のように鍛えられるものであるが、その反面、使いすぎると筋肉が疲れるように、自制心も疲れるのだそうです。

つまり、自制心は筋肉と同じように、鍛えて強くすることができます。
例えば、きちんと家計簿をつける人や運動を定期的に行う人というのは、そうでない人よりも自制心が鍛えられていて、継続して物事を行う力が強いそうです。

しかし、その反面、使いうと疲れるという性質もあるそうです。
したがって、自制心が普段は強い人でも、仕事やストレスなどで自制心を消費した後は、自制心が一時的に弱ってしまうのだそうです。
そうすると、普段は非常に自制心が強い人でも、仕事のストレスなどにより、誘惑に負けてしまって、ダイエットや禁煙に失敗してしまうのだそうです。

資格試験の学習も、長期戦ですので、当然にこの「自制心」が必要です。
みなさんも、このような自制心の性質を踏まえて、上手に受験生活を乗り切ってください。

今回は、この辺で。