行政書士講座の講師ブログ

詐欺の増加

受験生のみなさん、学習の進み具合はいかがですか?

フォーサイト専任講師の福澤です。

今回は、ふと気になって詐欺の増加について調べてみました。
いわゆる振り込め詐欺などの特殊詐欺といわれるものの被害状況です。

ネタ元は、警察庁のHPです。

まず、特殊詐欺の意味ですが、「特殊詐欺」とは、面識のない不特定の者に対し、
電話その他の通信手段を用いて、預貯金口座への振込みその他の方法により、
現金等をだまし取る詐欺をいい、
振り込め詐欺
(オレオレ詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺及び還付金等詐欺)及び
振り込め詐欺以外の特殊詐欺
(金融商品等取引名目の特殊詐欺、ギャンブル必勝情報提供名目の特殊詐欺、
異性との交際あっせん名目の特殊詐欺及びその他の特殊詐欺)を総称したものを言います。

中でも件数が多いのは、オレオレ詐欺、架空請求詐欺、さらに還付金等詐欺です。

次に被害総額の順ですが、架空請求詐欺、オレオレ詐欺、還付金等詐欺の順となっています。
さらには、件数は多くありませんが、金融商品等取引の詐欺が被害額は還付金等詐欺を抜いています。

どうして、こんなことを書こうかと思ったのかといいますと、
最近、身近にも架空請求詐欺によるメールが来て、その相談を受けたからです。

もちろん、対処法は、ただ「無視」しておけば良いのですが、
このようなメールが来ると、普通の人は、半分は詐欺だと思っても、
少しは自分を振り返ったり、自分自身を疑ったりして、
少なからず不愉快になります。

また、人によっては、気持ちが悪いとか、怖いなどと感じます。

さらには、どうして自分に来たのか?
自分の個人情報が流れているのではないか?

など、疑心暗鬼になります。

詐欺の被害には、金銭的な被害もありますが、
このような取り上げられない感情の被害というのもあるのだと思います。

このことを書いておきたくて、このブログを書きました。