みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の福澤です。
学習の進み具合はいかがですか?
順調な方は、その調子で!
いまひとつ・・・という方も、まだまだ挽回できます。気合を入れなおしていきましょう!
今回は、学習における注意点について、書いてみたいと思います。
鋭敏だとか、回転が速いとか、切り替えが早いというのは、
基本的には褒め言葉だと思います。
行政書士試験の勉強というのは、頭脳の勝負だとすると、
鋭敏だとか、回転が速いとか、切り替えが早いのは
美徳であり、武器となると思います。
他方で、受験生の皆さんからは、こんな質問が良く寄せられます。
いわく、勉強方法で悩んでいる。
いわく、もっと効率の良い勉強方法はないか。
もちろん、まったく効率の悪い方法をしている場合もありますが、
詳しく聞いてみると、DVD等を見ながらテキストを読んだ後、
過去問を2回ほど解いてみたが、正解率が悪いというような内容だったりします。
もちろん、それで内容を理解してしまって、過去問もスイスイ解けるという人も
存在するとは思いますが、多くの場合には、そうではありません。
合格者インタビューなどで、合格者の方にお話を伺うと、
「過去問は4回目くらいから分かり始めた。」
「全部で、何回繰り返したか分からないくらい繰り返した」
「とにかくCDを聴き続けていた」
というような内容の発言が多いです。
忘却曲線の話でも分かるように、人の記憶メカニズムでは、
繰り返しというのが大切な要素になります。
行政書士試験の勉強では、暗記することがたくさんありますので、
どうしても、愚直に繰り返す必要があります。
この愚直に繰り返す、ということが
合格につながる大切な要素だということを
皆さんにも、ぜひ理解して頂ければと思います。