みなさん、こんにちは。
フォーサイト専任講師の福澤です。
巷では、すっかり春めいて、お花見や入学式のシーズンですね。
こんなときでも、学習時間の確保は忘れないようにしましょう!
先日、TEDというアメリカの番組をネットで見ていたら、
面白い話を見つけました。
多くの方が、ご存知かもしれませんが、
せっかくなので、ご紹介しておきます。
講演をしたのは、アンジェラ・リー・ダックワースという方で、
米国ペンシルベニア大学心理学教授博士です。
彼女は、27歳のとき、経営コンサルタントをやめて、
ニューヨークの公立中学校の教師になります。
そこで、どの生徒も十分な時間をかけて一生懸命勉強すれば、
勉強ができるようになると感じます。
その後に、彼女は、自分の思いを研究するべく、
大学院に学び、心理学の博士になります。
そして、様々な研究の結果、どのような勉強や競争においても、
成功と失敗を分ける、ある要素が重要だとの結論に至ります。
それは、社会的知性ではありませんでした。
ルックスでも、身体的健康でもIQでもありませんでした。
それは「やり抜く力」でした。
彼女は、こう言います。
「才能と、やり抜く力は違うことです。
私たちのデータが、はっきり示す通り才能があっても、
純粋に最後まで決めた事をやり抜けない人たちがたくさんいます。
事実、データによればやり抜く力は、
才能の高さとは通常関係ない。むしろ反比例さえするのです。」
そして、いま彼女は、どうしたらこの
「やり抜く力」を育てることができるのかを
研究しているとのことです。
彼女は、このようにも言っています。
「やり抜く力とは、超長期目標に向けた情熱や忍耐力で、
スタミナがあることでもあります。
やり抜く力は、明けても暮れても自らの将来にこだわることです。
その週だけとかその月だけではなく、何年もの間、一生懸命に取組み、
その夢を実現することです。やり抜く力は、短距離走ではなく
マラソンを走るように生きることです。」
みなさんも、ぜひ、自分の中にある「やり抜く力」で、
行政書士試験を突破して下さい。
それでは、また。