行政書士講座の講師ブログ

ノートとメモ

皆さん、こんにちは!
フォーサイト専任講師・行政書士の福澤繁樹です。

唐突ですが、今回は、ノートとメモについて書きたいと思います。
日常の仕事や学習をしていると、もっとメモやノートを活用して効率的な仕事や学習をしたいと思うことはありませんか?私は、よく思います(笑)。
巷には、さまざまなノート術やメモ術の本がでていますが、今回は、僭越ながら私の行っているメモ・ノートの方法論を書きたいと思います。

話を始める前に、以下のことを確認しておきます。
私のいう「ノート」とは、長期的に保存するための、あるまとまりのある記述をいいます。使用する道具は、デジタルかアナログかを問いませんが、できればデジタルの方が適しています(後で述べますが、検索が容易です)。イメージとしては、日記、まとめノート、レポート、備忘録、住所録、アイデア帳などです。ここでのポイントは、保存しておいて、いつでも確認ができるようになっているということにあります。
次に、「メモ」とは、使用する道具は何でも良いのですが、長期保存が目的ではなく、一時的に保存しておく仮置きのアイテムであるという点がポイントです。

このメモとノートの使い方としては、まず、何か物事が生じた場合には、メモを作成します。何かを思いついたとき、何か覚えておきたいことがあったとき、特に意味はないけどメモしたいとき、なんだか不安な気持ちやモヤモヤした気持ちが生じたとき、とても嬉しい気分のとき、そのことをメモします。
メモの道具には、何を使用しても良いです。スマホのメモ機能を使う、スマホのカメラで撮影する、スマホで自分宛てにメールする、紙のメモ帳にメモをする、紙のノートに書く、配布されたレジュメやレポートに書き込みをする、何でもOKです。ただし、せっかくのメモを紛失しては元も子もないので、その点だけは注意してください。
そして、その中から「これは保存しておきたい」と思ったものについて、私の場合には、パソコンで検索可能なファイルにして保存しておきます。つまり、メモ→ノートという流れです。ここで、メモを見ながら転記するということでも良いですし、スマホのメモがそのままノートになるという形でも良いと思います。そのへんは、使用するアイテムによって違うのではないかと思います。ちなみに、私の場合には、メモはスマホのメールと紙の手帳が多いです。そして、ノートにはワードやPDFやJPEGという形式が多いです。メモがスマホの写真の場合には、そのままJPEGで保存してしまいます。ただし、あとで自分がそのファイルを検索できるようにしておくことが肝要です。例えば、タイトルを工夫するとか、フォルダ分けなどを工夫しておくとよいでしょう。
なお、PCにローカルで保存しつつクラウドにも保存しておけば、出先でスマホからもノートの閲覧が可能です。

この方法では、アイデア出しにはアナログで、検索はデジタルでというように、それぞれの特性を生かした運用ができますし、とりあえず何かにメモしておけば、まとめたり、選別したりするのは後でもよいので、情報の取りこぼしが減ります。

個人的には、今現在は、この方法がとても気に入っています。みなさんも、もし良かったら試してみてくださいね。

今回は、このへんで。