行政書士講座の講師ブログ

計画を立てるときには一日に何を行うかが明確になるように

皆さん、こんにちは!
フォーサイト専任講師・行政書士の福澤繁樹です。

みなさんは、学習計画を立てていますか。
もちろん、計画は立てているという人もいると思いますが、学習計画を立てるのが苦手だとか億劫という理由で、計画を立てないという方も一定数いらっしゃるようです。
もちろん、人はそれぞれの方法論がありますので必ず計画を立てないとダメというわけではありませんが、できれば学習計画はあった方が良いと思います。

また、計画を立てているという方でも、その目標を具体的に明確にしていないと、せっかく計画を立てていても少し損をしていると思います。
学習計画を立てる目的には様々ありますが、その中の一つに、行うべきことが明確になるというメリットがあります。
例えば、「今週は憲法を頑張ろう。」という目標と、「今週中には、憲法テキストの100ページまでをメモを取りながら講義を聞いて読もう。そのためには、あと5日だから一日約20ページを進めれば良いのだな。」という目標では、その日に行うべきことの明確性が異なります。
そして、そのように一日に行うべき学習量が明確になると、そこから逆算して一日の内のどのタイミングで、何をどの程度行うべきなのかについても明確になるでしょう。
たとえば、「今日は夜遅くまで仕事がある予定だから、それまでに通勤の移動中に講義を10ページ分視聴しよう。残りの10ページは、昼休みに実施しよう。」という具合です。
やることと実施のタイミングが決まれば、あとは実行するだけですので、心理的な負担感は少なくなるはずです。また、きちんと先を見通して計画していますので、「学習量が少ないのではないか」とか、「もっと頑張らなければ」という不安や強迫観念も少なくなります。

したがって、学習計画を立てるときには、その日に何を行うのかが明確になる程度にハッキリとした内容を持たせるようにしておきましょう。

今回は、このへんで。