行政書士講座の講師ブログ

米朝首脳会談から4年

皆さん、こんにちは!
フォーサイト専任講師・行政書士の福澤繁樹です。

今からの4年前の2018年6月12日に、シンガポールで米トランプ大統領と北朝鮮キム委員長が会談し、史上初の米朝首脳会談が行われました。
この会談では 、トランプ大統領は北朝鮮に対して体制の保証を提供する約束をし、キム委員長は朝鮮半島の完全な非核化について断固として揺るがない決意を確認したと共同声明を発表したとされています。

さらに、2019年6月30日、トランプ大統領は韓国を訪問し、現職のアメリカ合衆国大統領として初めて南北軍事境界線を越え、板門店にて金正恩委員長と対面をします。この場面は、テレビでご覧になっていた方も多いと思います。

しかし、この後、米朝関係は傍目には全く進捗せず、アメリカではトランプ氏に変わりバイデン大統領が誕生しています。

一説によると北朝鮮は、アメリカ本土を射程に収めることができる大型ICBM「火星17」を保有し、核ミサイルをも搭載できるとのことです。

そして、隣国韓国では、先の大統領選で、尹錫烈(ユン・ソギョル)氏が次期大統領に選出され、その尹大統領は北朝鮮の行動を厳しく批判しており、両国の関係をギクシャクさせているといわれています。

さらに、多くの識者は、バイデン政権はあまり北朝鮮には興味がなく、もっぱら中国対策のみに労力を割いているといわれています。

様々な国際情勢が予断を許さない状況の中で、ますます先鋭化する北朝鮮問題が非常に気になります。

今回は、このへんで。