行政書士講座の講師ブログ

習慣化に大切なのは忘れないこと

皆さん、こんにちは!
フォーサイト専任講師・行政書士の福澤繁樹です。

いきなりですが、みなさんは学習習慣が身についていますか?
学習習慣に限らず、仕事や生活、家事等でも、習慣にしたいのに、なかなか習慣化できないことはありますか?
たとえば、仕事の経費精算や帳簿作成に書類作成、ウォーキング、筋トレ、ストレッチ、家計簿、冷凍庫の整理、スキンケア等、人それぞれ習慣化したい作業はあると思います。
今回は、そんな習慣化をスムーズに身につけるポイントを1つご紹介したいと思います。

それは、「習慣化したい行為を行うタイミングを忘れないようにする」ということです。
個人的な経験ですが、ある作業を習慣化しようとしているときに、その作業を認識しつつ無視する(見て見ぬふりをする)よりも、忘れていることの方が多いと感じています。
つまり、わざとやらないのではなく忘れているということです。
一日の終りに、「あっ、そういえば…」と思い出して、「まあ、また明日に頑張ろう…」と思い直し、明日になるとまた忘れているというパターンです。生活していると、次から次にやるべきことがありますので、緊急性の低いものは無意識に後回しになりやすいですよね。

そこで、ある行為を行うタイミングを決めてしまうのが良いと思います。
具体的には、いつも行っている行動をセットにして習慣化したい行動を行うと決めるという方法が有効だと思います。
たとえば、「朝起きて着替えたらすぐに体操をする」とか、「電車に乗って座ったらすぐにテキストを開く」などです。このようにタイミングを決めてしまうと、忘れることもありません。
また、別の方法としては、手帳やスマホの予定表に、些細な用事も学習の予定もどんどん書き込んでしまうという方法です。筆まめな方にはおすすめです。
人の生活というものは、突き詰めてしまうと、自分の1日の時間の割り振りに帰結します。したがって、まずは自分で自分の1日の割り振りを予め決めてしまうのが有効です。すでに、多くの方は既に手帳やスマホ等のスケジュール管理ツールを使用していると思いますので、その中に自分の習慣化したい行動を組み込んでしまえば忘れません。たとえば、「○月○日(月)19:30から腹筋15回3セット10分程度」のように、予定として組み込んでしまうのです。
このようにすれば、少なくとも「忘れている」という事態は避けられると思います。

ちなみに、「忘れてはいない。覚えているけどやりたくない。」という場合の対処方法は、当然、違う方法になりますので別の機会に書きたいと思います。

今回は、このへんで。