皆さん、こんにちは!
フォーサイト専任講師・行政書士の福澤繁樹です。
今回は、相談業務について、少し書いてみたいと思います。
先日、ある研修を受けたのですが、その研修の内容の一つに「相談の受け方」というものがありました。
その講師は、心理カウンセラーの方で、相談を受ける際の、基本的な姿勢や技術などを一通りレクチャーしてくださり、その後に、相談を受ける際の心得のようなものをご教示して頂きました。
その中の一つにあったのが、相談をしてきた人の「良い反応」を期待しないというものです。
つまり、こちら側が提示した解決方法について、相談をしてきた人が、「はい、わかりました!本当に、ありがとうございます!」というような「良い反応」をすることは期待しないように、ということです。
私達は、仕事として相談を受けますので、特に精神的な見返りを求めているわけではないのですが、それでも心のどこかで上記のような「良い反応」を期待しているのかもしれません。
心理カウンセラーの方が言うには、そのような意識があると、相手方の良い反応を引き出そうとして相談が無駄に長引く傾向にあるそうです。
また、ここからは私見ですが、このような心得を持っていないと、相談を受けたあとで、相手の反応が思うように良くないと、そのことがストレスになるような気がします。
いずれにしても、日常生活でも使えそうな心得だと思いましたので、みなさんと共有したいと思いまして書かせていただきました。
今回は、このへんで。