皆さん、こんにちは!
フォーサイト専任講師・行政書士の福澤繁樹です。
今回は、頭の整理方法について書きたいと思います。
みなさん、こんな経験はありませんか?
例えば、民法総則の代理の分野を学習するために、テキストを読んだり、過去問を解いたりしていると、学習内容に矛盾を感じたり、先ほど学習した内容と、いま解いている問題の解説の内容が、どうも一致していないような気がする。しかし、その後に、該当箇所をよくよく読んでみると、「なるほど、そういうことか。」と諒解できたというような経験です。
このような経験は、問題となっている事例の理解不足や法律の要件の一部を読み落としているケースが多いと思われます。
そこで、このようなことが起きないようにするポイントとしてお勧めしたいのは、「紙に書き出す」ことです。
多くの方は、上記のような場合に、テキストや問題文を何度も繰り返して読むことに終始してしまいがちですが、それよりも手を動かして紙に事例などを整理して書き出すと、それだけで、問題となっている事例の理解不足や法律の要件の一部を読み落としが軽減もしくは解決できる場合が多いです。
私の場合には、書き損じた紙の裏面を使用しています(いわゆる裏紙を沢山もっています)。
ノートでもいいのですが、基本的には書いたらすぐに捨ててしまうものなので、裏紙の方が安上がりだと思います。
法律の勉強では、法律の文章そのものも分かりにくいですし、事例などの場合も登場人物が多くなると、そのことを頭の中だけで行うのは、なかなか難しいと思います。
そこで、古典的ですが、やはり紙に書きながら学習することで、頭が整理され、知識もすんなりと頭に入りやすいと思います。
よろしければ、ぜひ試してみてください。
今回は、このへんで。