インテリアコーディネーター講座の講師ブログ

製図のスピードアップ方法

みなさん、こんにちは。
IC講座担当講師の鈴木です。

 二次試験の勉強の調子はいかがですか?一次試験の時と異なり、隙間時間を使ってコツコツと積み上げるやり方が難しいので、週末などの時間の取れる時に時間を計りながら過去問題を解いて、平日は解答解説を見直し、解らないところはテキストを見直す。このセットを繰り返してみてください。

 今回は「製図のスピードアップ方法」についてお話ししたいと思います。
先にも述べたように「繰り返し練習する」しかないのですが、皆さんの製図の様子をみていると『丁寧過ぎ』で時間がかかっているように思います。もちろん綺麗に正確に図面は描かなくてはダメですが、限度があります。
縮尺1/50の図面では、50mm以下の違いは実寸法では1mm以下の違いです。そこを慎重に三角スケールで測って描いても、鉛筆の芯の状態や定規のあて方で変わります。
直角に交わる線に隙間が少し空いてしまい、気になって定規をあてて描いたらズレてしまって消して描き直すなら、手書きで繋げましょう。図面に文字を書く時に斜めになってしまったら、そのままでいいです。文字は真っ直ぐ書くようにという指示はありません。
フローリングの目地を描くようにと指示が無ければ、一部だけ描けば大丈夫です。
インテリアグリーンも木のように丁寧に描かなくてもわかればいいのです。

 少し丁寧に慎重になり過ぎていませんか?手書きの図面を描くときは、全体的に密度を上げていくのがコツです。全体として仕上げていきます。時間があった密度をあげればいいのです。最初から一ヶ所に集中して書き込むと全てをその密度にしなくてはいけないので、時間がかかってしまいます。

 製図に時間がかかってしまう人は見直してみてください。

それではこのあたりで、また!