診療報酬請求事務能力認定試験(医科)講座の講師ブログ

略語は必ず使うべき?

医療機関

皆さん、こんにちは

試験が近づいてくると、
「略語を必ず使用しなければなりませんか?」という質問をよく受けます。
略語はあくまでも時間を短縮する手段として、
使用して考えて頂ければ良いと思います。
書くのが速く苦でないのでないのであれば、
診療報酬点数早見表に記載されている正式な名称を記載して頂ければOKです。
ただ、入院は略語をご使用くださいね。

特に皆さんが悩んでしまうのは検査の略語だと思いますが、
検査の場合テキストに診療報酬点数早見表に記載されていない略語も記載されています。
これは、診療報酬点数早見表の検査名の後ろに記載してあるものや
医療機関で長く使われているものになります。
病院で長く使われているものは関係ないのでは?と思われるかもしれませんが
カルテ記載に載ってくる可能性が高いため記載させて頂いています。

この略語、特に医療行為に関するものですが医療現場(DrやNs)と
事務サイドで異なっていてお互いに( ゚Д゚)エ?ということが起こります。
例えば「肺炎球菌ワクチン接種」<事務サイド>→「ニューモバックス」<看護師>
「〇〇っていう検査の点数調べて~」「それって免疫学的検査ですか?」「( ゚Д゚)エ?」

また、医療機関によっても異なったりして、なかなか略語は難しいです。
医療機関にお勤めになった際はその辺の院内約束的な事も確認してくださいね。

では、今回はここまでで