ITパスポート講座の講師ブログ

数字のマジック

皆さん、こんにちは。

ある予約サイト最近、こんな?を経験しました。
ちょっとした数字のマジック(?)に遭遇した話です。

家族旅行をしようと思い、ある旅館の予約をしていたときのことです。
予約時には子どもの状況について、小学生、幼児(布団・食事あり)、幼児(布団のみあり)、
幼児(食事のみあり)、幼児(布団・食事なし)から選択しなければなりません。

うちの長男は小学生、次男は年少です。
そこで、子どもの設定画面で「小学生1人、幼児(布団・食事あり)1人」としたところ、
大人2人の料金とあわせて60,800円となりました。
内訳は大人19,000円×2人、小学生13,300、幼児9,500円。

最近は、次男も主張が強くなってきて、自分の分の食事が用意されないと怒るようになってしまいました(まったく・・・)。
旅館で出される食事はとても多いですから、夫婦の分を次男に分けてあげても十分に足ります。
つい最近まで、次男については添い寝設定にして、食事は注文していなかったんですけどね。
 
まぁ、しょうがないか。でも一応、次男の食事を注文しない場合、いくらになるか確認しておこう。

そこで、子どもの設定画面で「小学生1人、幼児(布団のみあり)」とすると、お値段は・・・・、なんと66,000円!
大人22,000円×2人、小学生15,400円、幼児6,600円。

んんん? なぜ、食事を抜いたのに高くなるんだ?
 
それは部屋の使用人数にありました。
その旅館では部屋の使用人数に応じて、1人当たりの利用料金が変わります。

幼児であっても「食事・布団あり」にすると、部屋の使用人数にカウントされ、
うちの場合4人で1部屋を使用することになります。

一方、幼児を「布団のみ」にすると、部屋の使用人数にカウントされず、
うちの場合、3人で1部屋を使用することになるわけです。
その結果、1人当たりの利用料金が高くなるというカラクリでした。
 
どう考えても幼児の食事を出す方がコスト高になると思いますが、
部屋の使用人数のカウント方法が優先されて、
上記のようなコンピュータ処理となったようです。

たまたま遭遇したわけですが、次からはよ~く注意して、
より有利な条件を探さないといけませんね!