ITパスポート講座の講師ブログ

仕事はデジタル、遊びはアナログ?

皆さん、こんにちは。
ITパスポート講座担当の小野です。
毎日いろんなことがあって大変だと思いますが、
今日もがんばっていきましょう!

当然ですが、ITパスポート試験で扱われる内容はほとんどがデジタルですよね。

私たち人間は、デジタルの力を借りて仕事をより効率的にこなし、
世の中をより便利にしようと日々活動しています
(それを可能にしているたくさんのテクノロジーや考え方がITパスポート試験の試験範囲となっているわけですね)。
今やデジタルの力がなければ私たちの生活は大混乱してしまいます。

ここでデジタルとはコンピュータによる仕事の処理(活動)としましょう。
ATMでの現金の引出、スイカでの出札、SNSによるメッセージのやりとりなどなど、
デジタルの力がなかったら私たちの日常生活の多くが成り立たなくなってしまいます。
(国民の生活を守るために組織されているともいえる)
軍隊の一機関としてサイバー部隊が位置づけられていることもその証拠でしょう。
 
一方、遊びはまだまだアナログがメインかもしれない、
と思ったことが先日ありました。

ここでアナログとは人間による活動とします。
先日、15年ぶりくらいにライブハウスに知り合いのライブを観に行ったときのことです。
やはり、人間が出す生の音はとってもいいんです! 
CDやDVDから再生されるものとは全く違います。

もちろん、部屋で適切な音量で聞くのか、
ライブハウスで大音量で聞くのかという違いもあるでしょう。

そこまで考えると、“遊び”というより“非日常的な体験”ではアナログがいいな、
ということになるでしょうか。

ちょっと前のブログで、デジタルが私たち人間の生き方さえ
変えてしまうだろうから先を考えなければならないといった話を書きました。

仕事をより効率的にこなすことができる仕組み、
私たちの日常生活をより便利にする仕組みには
どんどんデジタルの力が導入され、人間による作業は
どんどん少なくなっていくのは間違いないでしょう。

そこで、先を考える際の一つのヒントが“人に体験を提供すること”
であるのではないかと、久しぶりにライブに行って感じた次第です。

ただ、非日常的な体験が毎日必要なわけではありませんし、
もっともっと考えなければなりませんが、
人間が機械に置き換えられるという一方的な不安が
「まだまだ人間もいけるじゃん」
というポジティブな感情に変わったのはよかったかもしれません。