ITパスポート講座の講師ブログ

5月・6月・9月の合格率が高い件と反省

皆さん、こんにちは!
ITパスポート講座担当の小野です。
いやぁ、毎日暑いですね!
バテないように体調管理にはご注意を!

本当に偶然の出来事かと思いますけど、
ITパスポート試験って5月、6月、9月の合格率が高いんですよね。

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一覧にすると明らかですね。9月はそれほどでもありませんが、
5月・6月の合格率の高さはかなりのものだと思います。

例えば、平成27年度は年間を通じた合格率は47.6%ですが、
5月の合格率は52.7%、6月の合格率は52.4%と、
年間平均よりも5ポイントくらい高くなっています。

ITパスポート試験の実施の仕組み上、特定回の試験が易しくなるということは考えられません。
ITパスポート試験はCBT試験で実施されています。
CBTはたくさんの問題プールの中から、受験者の画面にランダムに問題が出題される仕組みだからです。

ということは、この合格率の高さは出題される問題の難易度などに起因するのではなく、
受験生側の質に起因するということになるのではないかと思います。

5月・6月に受験するということは、年度が始まった4月頃から勉強を初めて、
5月のGWの誘惑を乗り越えたあとに受験するということです。
年度初めのバタバタやGW中のレジャーなどの忙しさの中でもそれなりに勉強時間を捻出し、
その時間を有効に使って学習されているのでしょう。

スティーブジョブス(アップルコンピュータの創業者)は
「最善とはいえない状況でやった仕事に、いちばん誇りを感じる」といっています。
忙しくてもやり方次第で何でもできるのでしょうし、
忙しい中でも成果を出すことは可能だということなのでしょう。

忙しさを理由にいろんなことから逃げるのをやめなければいけません(反省)。