ITパスポート講座の講師ブログ

前回に続いてちょっと反省した件

皆さん、こんにちは!
ITパスポート講座担当の小野です。
気持ちがもう休みモードに入ってらっしゃる方! まだ休みじゃありませんよ。
もう少しがんばりましょう!

私たち大人(というか社会人)は学生たちにいろいろと注文をつけます。
就職活動では、コミュニケーション能力をつけろ、常識を知れ、
いろいろなスキルを身につけろ(資格をたくさん取れ)などなど、
いろんな注文をつけますよね。

面接の最後には、必ず面接官が学生に「なにか質問はありますか?」と聞きます。
その問いに、学生が「面接官のあなたは、就職活動中、学生である私よりコミュニケーション能力が高かったですか? 
常識はありましたか? どんだけスキルがありましたか?」と聞かれたら、どう答えるでしょう?

私が面接官だったら、答えられない・・・。
コミュニケーションとれませんでした(泣)。
だって、一人っ子のB型ですから、原理的に無理です(笑)。

常識ありませんでした(謝)。挨拶できたくらいで、クールビズの程度を判断するようなハイレベルの常識なんて今でもありません。

スキルは簿記1級しかありませんでした。
学生のときは「俺は簿記1級に受かっているんだぞ」と少し自慢げでしたが、
たかだか世の中に存在するスキルのうち簿記のスキルがちょっとあるだけです。
金儲けの計算が好きなだけで、そこから普遍的に得られる知見なんて持ち合わせてなんていませんでした。

そんな私ですが、思わず学生さんたちに言ってしまいます。
「君たちはいいよな。高校から教室にエアコンがあり、
夏は涼しく冬は暖かい部屋で勉強してきた(俺の時はなかったんだぞ)のだから、
いろいろスキル持っているだろ?」

ある人が「私たちは若者を面接でいじめるのはやめよう」と新聞記事で書いていました。
それを読んで、自分の学生時代を思い出してみて、今、とてもとても反省している次第です。