ITパスポートのスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは!
ITパスポート講座担当の小野です。
暖かくなったり、寒くなったり。絶対に体調は崩さないように!

今回は、よくあるご質問のうち、MACアドレス・ESSID・チャネルの違いについて取り上げたいと思います。
似たような機能を持つ仕組みで区別がつきにくい、間違いやすい用語ですね。

MACアドレスはコンピュータ側のネットワーク接続機器(NIC)に割り振られた番号であり、
ネットワークに接続されている端末そのものを識別するための番号です。
すべてのネットワーク接続機器に固有の番号が割り振られており、
“どのコンピュータがネットワークに接続しているか”を個別に識別することが可能になります。
 
ESSIDはネットワーク側の無線接続機器(アクセスポイント)に割り振られた番号です。
コンピュータがネットワークへ無線接続する場合、どのアクセスポイントを使うのかを特定する必要があります。
暗号化の設定など、安全性を確保すると同時に、パスワードを毎回入力するなどの手間を避けるためです。
毎回同じアクセスポイントを使うならば、暗号化などの設定を毎回使えますし、
コンピュータに記憶させたパスワードを毎回使うことができます。

もし、同じ部屋に複数の無線接続機器(アクセスポイント)がある場合、
コンピュータがアクセスできるアクセスポイントを確定しておく必要があります。
そのために使われるのがアクセスポイントに割り振られたESSIDです。

コンピュータはESSIDを読み取って、指定されたアクセスポイントだけにアクセスします。
これにより、同じフロアに100台のコンピュータがあり、2台のアクセスポイントがある場合、
特定のアクセスポイントを使うコンピュータを50台ずつに分けることができ、混雑解消にもなります。

チャネルはコンピュータとアクセスポイントが通信するときのデータ送受信口とお考え下さい。
上記のように、1台のアクセスポイントに50台のコンピュータがアクセスしている場合、
通信しているコンピュータごとにデータを送受信する窓口を分けておいた方が効率的です。

アクセスポイントに50のデータ送受信口を準備しておき、No.1のコンピュータとは1番の送受信口を通じて通信を行い、
No.2のコンピュータとは2番の送受信口を通じて通信を行い・・・、というように、
特定のコンピュータとは特定の窓口を通じてデータのやりとりを行います。

ネットワークは複数のコンピュータ・サーバ・アクセスポイントなどから成り立っています。
ネットワーク内のどの機器に備えられている機能なのかを考えると区別しやすそうですね。



小野正芳

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