ITパスポート講座の講師ブログ

ITパスポートで出題されるBCP(Business Continuity Planning)について

個人版BCPが必要かも

皆さん、こんにちは!
ITパスポート講座担当の小野です。
今日もがんばっていきましょう!

この夏は自然災害が連続して発生しました。
被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。

災害に対する備えとして、ITパスポートではBCPが出題されます。
少し前のブログでも取り上げましたね。
BCPはBusiness Continuity Planningですから、
基本的には、企業が考えるべき事柄です。
企業の経済活動が国民生活を支えているのですから、
企業が活動を止めてしまうと私たちの生活自体に大きなダメージを与えるからです。

9月におこった北海道地震でも携帯大手キャリアが充電設備を設置するなどの対応をすぐに行いました。
でも携帯大手キャリアの社員の方の中にも被災した方がいらっしゃるでしょう。
それでも、企業活動を再開させて、多くの国民の生活を復旧させるようにするにはどうすればいいか? 
これがBCPの重要なポイントだと思います。

だから私たち一般市民も、災害が起こっても、できる限り自分のことを自分でできるような体制を
日頃から作っておかなければなりません。
市民が自分の生活を自分でできれば、
その分だけ企業の活動をどうしても助けが必要な方に優先的に回せるからです。

私たちの生活の基本は衣食住です。
衣については雨・寒さ対策でしょうか。
レインコートが1枚あれば雨をかなりよけることができますし、
ビニールなので寒さを少しだけしのぐこともできそうです。

食については3日分くらいの備蓄が必要だといわれています。
ただ、関東のように人口の多い地域では隅々に支援の手が伸びるまでに
とても時間がかかるでしょう。ということは、
私のように関東に住んでいる人間は1週間分くらいの食糧備蓄が必要なんでしょうね。
住についてはテントでしょうか。家にいられない状態になったら避難所に行くことになるのでしょうが、
定員オーバーで避難所には入れないことも十分考えられます。
そうなると、雨露をしのぐためにはテントが絶対に必要ですね。

どこまで準備するかは判断が難しい(家の収納スペースの問題もある)ですが、
少なくとも、自分の生活を復旧させるための個人版BCPが必要ですね。
また、コツコツ備えを積み増したいと思います。