皆さん、こんにちは！
ITパスポート講座担当の小野です。
徐々に暑くなってきましたね。寝冷えなどすることなく、ご注意を！
GWに羽田空港を利用し、駐車場を利用しました。
国内線ターミナルの駐車場はP1、P2、P3、P4の4つです。
P1、P2がJAL側、P3、P4がANA側に並んでいます。
羽田空港国内線ターミナルは日本空港ビルデング株式会社が運営しています。
公営企業だと無駄が出て効率的な運営ができないという考え方にもとづいて、様々な組織が民営化されましたが、羽田空港もその一種ですね。当然ながら羽田空港ターミナルに隣接している駐車場も一体運営されていると思ってしまいます。
しかし…、違うんです（ちょっと虚しくなってしまいます）。
P1とP4は日本空港ビルデングが運営しています。
一方、P2とP3は空港支援機構という一般財団法人が運営しています。
空港支援機構の現在の役員名簿には…、
理事長：元中国運輸局長
副理事長：元大臣官房危機管理審議官
常務理事：東京航空局次長
…。
事業内容を見てみると
・駐車場事業
・空港周辺生活環境等の改善を図るための事業
・空港周辺の活性化を図るための事業
むむむっ！ 典型的な天下り企業ということでしょうか。
政府の財政状態は世界最悪レベルなので政府自身は無駄遣いを徹底的になくしていかなければなりません。でも、政府がやってきたような無駄遣いがなければ成り立たない領域がまだ残っているのでしょう。そして、それが民営化＋財団法人の民間活動という形で脈々と続けられているということなのでしょうか。もっと調べてみなければなりませんが、何だかちょっと虚しくなってしまった発見でした。
