ITパスポート講座の講師ブログ

ダイレクトマーケティング。いよいよここまで!

皆さん、こんにちは。
ITパスポート講座担当の小野です。
暑いし、ムシムシしてきたし、快適な環境を作るのが大変ですね!

ダイレクトマーケティングのレベルが上がってきているようです。
ちょっと前までは端末ごとのダイレクトマーケティングが主流でした。
スマホなどのある端末から検索エンジンなどで何か商品など検索すると、検索した商品に関する広告が、その人の端末に継続的に表示されたり、そのスマホのGPS情報を読み取って、そのスマホがある地域に入ったときに、その地域でその人の好みに合うような広告が画面に表示されたりというものでした。

しかし、今は端末ではなく、複数の端末を使う個人を特定するところまで技術が進んでいるらしいのです!
例えば、私(小野)が、外出先で、スマホを使ってある商品に関する検索をした後に、自宅のPC画面にその商品に関する広告が表示されるといった具合です。つまり、私のスマホの使い方が何らかの形で分析されて、自宅でのPCの使い方と共通性をもつと判断されて、「このスマホとこの家から接続されているPCは同一人物が使っている」ということを判断できるアルゴリズムが開発されているらしいのです。もはや端末=個人という前提で広告を流すのではなく、ネットにアクセする個人を特定した上で広告を流すことができる時代に突入しているわけです。おぉぉぉ~恐い!!

そんなネット環境に、私たちは、電子マネー、QRコード決済、ポイントといった決済関連情報を積極的に流しています。QRコード決済各社が行っている○○%還元キャンペーンの恩恵を受けた方は多いでしょう。ヤフーは100億円でどれだけの情報を買えたのでしょうね。

個人情報保護法で個人情報を保護しなければならない社会ではありますが、本人の同意さえとれれば情報は集め放題です(同意しない人にはアプリを使わせないだけですね)。もう、街中に監視カメラがなくても、我々が日々どのような行動をしているのかは企業に筒抜けなのかもしれません。こんな時代、どうやって生きていきましょう?