ITパスポート講座の講師ブログ

セキュリティについて改めて考える

皆さん、こんにちは!
ITパスポート講座担当の小野です。

皆さん、夏休みはいかがお過ごしですか?
リフレッシュできていますか?

先日、12年使ったテレビが
お亡くなりになった話題を書きました。

新しいテクノロジーには驚かされるばかりですが、
同時に、セキュリティの重要性についても改めて考えさせられます。

私が購入した新しいテレビはAndroidTVで、
「OK、グーグル。」の掛け声で、チャンネルを選択したり、
いろんなことを検索できたりするタイプのテレビです。

子どもたちは喜んで話しかけて遊んでいますし、
便利であることは間違いありません。

しかし、当然ながら、テレビがこちらの会話を
理解できるということを念頭に置かなければなりません。
それを改めて認識させられたのは、自宅での食事中でした。

私の自宅では、食事中にテレビを見ることができないように、
リビングダイニング部分を仕切って、テレビから少し離れて食事をします。

その食卓で、子どもたちが雑談しているとき
「OK、グーグルって言ったらなんでも検索してくれるし便利だよね。
面白いしね。…」なんていう会話をしていました。

この会話のなかに「OK、グーグル」という指令ワードが
入っていると、テレビに向かって指示を出したわけではなくても、
TVがそれ反応して回答するわけです。

ちょっと待てよ。テレビの電源を切っていても
「OK、グーグル」というワードには反応する。ということは、
表面上の電源は切れていても主電源は入っていて、
常に私たちの会話を聞き取っているということですね。

TVが聞き取った会話がデータ化されて、
どこかに送信されているかどうかは分かりません。
グーグルが集めているかもしれません。

または、購入したテレビに中国製の部品が使われていて、
そのメーカーが中国共産党の指示に従って
個人情報を集めているかもしれません。

私程度の個人情報にはほとんど価値はありませんし、
知られるとまずいような会話もしていませんので、
それほど心配する必要はないのですが、
「TVが私たちの会話を聞いている」という状態はなかなか気持ち悪いかな…。

とりあえず、子どもたちに、
リビングでは会話に気を付けよう指令を出しました。

さて、テレビのセキュリティ、どうするかな…。