ITパスポートのスペシャリストによるこっそり裏講義

皆さん、こんにちは。

何かの目的を達成するためには何らかのインセンティブが必要です。
ITパスポート試験でも出題される用語ですね。

従業員にたくさんの商品を売ってもらうためには、
経営者は、従業員ががんばりたくなるような報酬体系を考えますよね。

会社の売上を上げるためには、従業員に働いてもらうために、
インセンティブを用意するわけですね。

先日、すごいなぁと思うインセンティブシステムを発見しました。
スーパーのカートの話です。

スーパーでは買い物カートが使えますよね。
お客さんは店の入り口でカートをとって、カートに商品を入れながら買い物を楽しみ、
レジを通って、駐車場に向かいます。

駐車場にカート置き場が確保してありますが、
そこに返却せず、自分が止めていた車のそばにカートを置きっぱなしにして
帰ってしまうお客さんもよくいますね。

スーパーはそのカートを回収しなければなりません。

さて、そこでスーパーは、
お客さんにカート置き場に返却してもらうという目標を設定します。

どうすればお客さんはカート置き場にカートを返却するようになるでしょうか?
このときにポイントになるのがインセンティブです。インセンティブは大きく2つに分けられます。
 
1、カートを返却するとお客さんが得する仕組み
2、カートを返却しなければお客さんが損してしまう仕組み

望ましいのは1ですよね。
しかし、スーパーとしては、カートを貸し出した上に、
お客さんが得するような仕組みを作るのは、
コストがかかりすぎてしまいます。

では2はどうでしょう?

でも、利用料を課すような仕組みでは、
お客さんがお店に来なくなってしまう可能性すらありますので
うまいこと考えなければなりません。皆さんならどうしますか?

先日発見したのは、店の入り口でカートが鎖でつながれて置いてある例です。
カートを使いたい人は店の入り口でカートをつないでいる鎖を外す必要があります。

鎖のジョイントに100円玉を埋め込めるようになっていて、
そこに100円を投入すると、鎖が外れてカートが使えるようになります。

そして、カートを返却するときがポイントです。
別のカートと鎖でつなげば、その100円が返ってくるんです。

ですから、カート置き場で他のカートと鎖でつなぐ必要があります。
つまり、お客さんは100円を返してもらうために、
カート置き場にカートを返すようになるわけです。

なんとすばらしいインセンティブシステムでしょう!



小野正芳

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