皆さん、こんにちは。
簿記ブログ【労働者の逆襲】にも書きましたが、
最近の労働市場は労働者有利の状況のようです。
景気がよくなって労働力がたくさん必要になってきたにもかかわらず、
少子化による人手不足が生じているため、
企業は時給・給料を高くしなければ従業員を集められないらしいのです。
労働者が有利な状況が続けば、ブラック企業はなくなるかもしれませんね。
ところで、GWに、動物にふれあえるのがウリの群馬県の牧場に家族で遊びに行きました。
お馬さんに乗ったり、ウシさんのお乳をしぼったり、
ヒツジさんやウサギさんとお散歩できたりと、子どもたちは大喜びです。
さぁ、これを動物の立場から見てみるとどうなるでしょう?
お馬さんやウシさんは、職員さんの指示に従っておとなしく働いていました。
おそらく、従順な動物なのでしょうね。
GW中は午前中からフル稼働でちょっと疲れているのでしょうが、
「しょうがないな。疲れたけど、エサをもらう見返りに働いてやるか。忙しいのは休日だけだからな。」
と大人の対応なのでしょう。
一方、ヒツジさんやウサギさんはなかなか従順ではありません。
昼過ぎになると疲れてしまったのでしょうか。
羊さんやウサギ三と一緒にお散歩できるコーナーでも、ほとんどお散歩してくれません。
ヒツジさんはお散歩を始めると日陰のところまでは歩いてくれますが、
そこで草を食べ始め、動こうとしません。
ウサギさんもちょっとくぼんだ地面を見つけると、そこに埋もれて休んでしまいます。
もう本能だけの行動で、「もう疲れた。動けないよ。やってられないよ。」的な感じです。
人間だと経営者から酷使されても、
給料をもらわなければ生活できなくなってしまいますので、
我慢して働かなきゃいけません。
労働者側が弱い立場にあり、感情だけではその状況を打破できないわけです。
その究極の形がブラック企業ですよね。
でも動物は違います。強いです。やりたくなければやりません。
彼(女)らはその辺に生えている草を食べれば生きていけますし、
生活のことなど考えなくていいんですね。
そこが人間と違うところで、
人間が料金を払っていようがやり(散歩し)たくなければやらないわけです。
だから、動物の世界でブラック企業はあり得ないのでしょうね。
あぁ、動物と同じくらい自由に生きてみたいなぁ(草は食べたくないけど)。