ITパスポート講座の講師ブログ

教材の更新について

新年、おめでとうございます。
今年も皆さんの資格取得のお役にたてるよう精一杯頑張りたいと思います。
コンピュータの世界はとても速いスピードで変化しています。

最新の知識や技術がすぐにITパスポート試験に出題されることはありませんが、
普及し出すと試験へ出題される頻度も高まってきます。

弊社で現在使っているテキストの7割くらいは10年程前の講座開設の時からの知識で、
3割くらいがここ10年くらいで入れ替わった知識です。
コンピュータに関する試験でも、すべてが最新の知識で
構成されているというわけではないんですね。

それでも、受講生の皆さんがより勉強しやすいように、
より合格率が上がるように、最新の知識・問題を収録し、
いただいたご意見を反映させるべく、教材の更新を行います。

できるだけたくさんの知識をコンパクトに収録すべく工夫します。
これはテキストをできるだけ薄くするためです。
市販のテキストは400~500ページあるものも珍しくありません。

弊社では、試験に出題される知識に絞って、簡潔に説明し、
テキストの分量が市販のものの半分になることを目指しています。
というのは、教材が厚いだけでやる気が失せますから。

また、問題集・解説集では、できるだけ同じようなパターンで解説を書きます。
異なる問題文であっても、問題の本質が同じであれば同じように解説を書きます。

その場合、すでにある解説をコピペして、項目や金額を修正して、
最新問題の解説とします。同じパターンの解説が並んでいれば、
受講生の方もそのような問題の出題頻度の程度を把握できるでしょうし、
何より、その分だけ勉強の負担が減ります。

できるだけ簡潔に分量を少なくしたいと思っていますが、
少なくなりすぎると、「説明が足りない」というご意見をいただいてしまいます。
多すぎず少なすぎず、また、できるだけ勉強量を少なくできるように、
相反する要求を同時に達成すべく工夫します。結構難しい作業だったりします。

40歳近くなった最近は、仕事の質・量を左右するのは、
気持ちの問題が大きいと思うようになってきました。
できると思ってやらなければできない、できないと思っていたら
本当にできなくなる。

改訂作業もこの気持ちを持ってがんばりたいと思います。