皆さん、こんにちは。
先月より、ITパスポートの合格率について、
ちょっと詳しい分析を行っています。
今月は月別の合格率をちょっと詳しく分析してみましょう。
月別合格率は次の通りです。
月 | 合格率 | 受験者 |
1月 | 47.22% | 10,785人 |
2月 | 47.93% | 13,944人 |
3月 | 44.18% | 23,256人 |
4月 | 39.20% | 16,309人 |
5月 | 50.56% | 10,978人 |
6月 | 48.98% | 12,740人 |
7月 | 44.54% | 14,185人 |
8月 | 45.18% | 16,524人 |
9月 | 47.96% | 18,190人 |
10月 | 42.30% | 19,129人 |
11月 | 44.26% | 16,036人 |
12月 | 44.74% | 18,170人 |
平均 | 45.24% | 15,854人 |
5月の合格率が平均よりかなり高く、
4月の合格率がかなり低い水準であることがわかります。
5月の受験者数はかなり少ない方です。
受験者数が少ないことが合格率に影響しているのではないかと
思われるかもしれませんが、合格率と受験者数に相関はほぼありません
(相関係数は△0.19です)。
なお、4月の受験者数が平均的な数字であることも、
受験者数と合格率に相関がなさそうなことの証拠といえるでしょう。
つまり、5月の合格率の高さは受験者の質によるものであるといえ、
合格しやすい受験者が5月に受験する傾向が高いのでしょう。
ただし、その要因は不明です。
このように傾向はわかっているけれどもその原因がわからないとき、
私はとにかくまねすることにしています。
つまり、とりあえず5月に受験してみるのです。
5月合格を目指し、5月に受験するために、
ゴールデンウィークの過ごし方を工夫することなどが必要です。
もしかすると、そのような制約の中に合格のヒントが隠されているかもしれないのです。